イタリアでは昨年の秋頃からAmazon AlexaのCMがテレビに流れるようになりました。
内容は息子が両親の結婚記念日のためにAlexaの助けを借りて料理をし、両親を迎えるというもので、具体的には料理のタイマーの設定、音楽をかける、照明を落とすなどということを声でコマンドできるというものです。
我が家では昨年のクリスマスに息子からGoogle home miniをプレゼントされました。Alexaのgoogle版です。
Paoloにはグレー、私にはオレンジ色。

この近くで「OK、Google!」と言うと…

ご覧のように明かりがついてお目覚めになります。^^
そして、時間に応じて朝なら「おはようございます。ピッコラミス(私の我が家での愛称)さん。」と答えてくれます。
続いて、その日の天候や仕事先(私の場合はゴルフ場)までの道路情報、最新のニュース(NHKラジオニュース)などをざっと流してくれます。
以上は息子が設定していってくれたもので、私はまだどうして良いのかわかりません。(汗)
ただ、ある日帰宅した時に「OK、Google。ただいまぁ」と言ったら「おかえりなさい。もしも何かしてほしかったらグーグルホームのアプリからコマンド出来ますよ。との答え。」
でも、
どうして良いかわからないのでそのままに。
翌日同じように「OK、Google、ただいまぁ」と言うと、なんと勝手に私の好きな音楽をかけてくれたのです。感激!
−−−−このあとスマホを確認してみて帰宅時の音楽も息子が設定していたことが判明。ただし息子は英語で設定していたので初回は日本語でのコマンドに対応しなかったと思われます−−−−。
私のスマホにはSpotifyという音楽を聞くためのアプリ(有料)が入っています。
これも息子が加盟しているもので家族が(うちは少人数なので友人も含めて)息子のアカウントで利用できることになっています。
Google miniはそこから音楽をチョイスするので選曲に間違い無しというわけです。(笑)
あとは、テレビにGoogle Chromecastというのをつけているので「You tubeを見せて。」とコマンドすれば勝手にテレビをつけてYou tubeを見せてくれます。NetflixもOK.
もしも我が家に対応できる電化製品が整っていれば、帰宅時に電気をつけてくれるとかお湯を沸かしてくれるとか(多分)いろんなことが声でコマンドできるのです。
そうそう、一度井戸水の組み上げポンプが故障した時にその製品名を言ったら、その製品についての詳しい情報、値段まで教えてくれました。
だからGoogleの検索機能もすべて使えるということですね。
世の中進んでますねぇ。その進歩になかなかついていけないのですが、自分の声に答えてくれるというの言うのは悪い気分ではありません。
スマホでは時々訪ねもしないのに「どういたしましょうか?」「なんと仰ったのか聞き取れませんでした。繰り返してください。」といささか過剰サービスの時もありますが。(笑)
面白いのは各国語に対応(おそらくこれも事前に設定が必要なのかもしれませんが息子が全てやってくれたのでよくわかりません。)しているので、私が日本語で話しかけると日本語の女性が応えてくれ、イタリア語で話しかけるとイタリア語の男性が応えてくれます。
でも、時々ごちゃまぜで話しかけるとどちらかの声で「すみません、よく聞き取れませんでした。」とか「すみません、よくわからないのでもう少し勉強しておきます。」などと応えてくれるのですよぉ。^^;
まだまだ使いこなしておりませんが、なんとなく家族が一人増えたような?気分です。(笑)
アイキャッチ写真はtermometropolitico.it さんから拝借しました。