サマータイムのことを、イタリア語では「Ore legale」と言います。
直訳すれば、「法律上の時間」となりますか。
自然の法則ではなく、人間が無理やり決めた時間というような意味ですね。
それには違いないのですが、多くの人がサマータイム=オーレレガーレが大好きです。
もう何年も、何十年も前から一年中オーレレガーレでいいじゃないかという意見があります。
そもそもサマータイムは、電気の消費量を削減するために生まれたようですが、
そして、その効果は結構あるようですが、
プラス我々一般庶民には、日が長くなって楽しみが増えると言いましょうか、
冬至には午後4時半頃には暗くなるのに、夏至の頃は9時半すぎまで明るいとなると、
仕事を終えてからも海へ行ったり、友人とあったり、家族と遊んだり…
一日がうんと長く有意義になるのです。
それでいいじゃないですか!
なぜ、冬時間(ora solare=自然の時間 )に戻すのでしょう。
朝起きた時に電灯をつけなくてはならないから?
でも、夜はその分早く電灯をつけることになるので変わらないと思います。
サマータイムを採用していない国も多い(主に赤道付近の国々)ので、
それならそれで良いのです。
私が言いたいのは、10月の最終日曜日に一気に夕方が短くなって、
寒さとともに、暗さが迫ってくると、言いようのない寂しさがこみ上げてくるのです。
自然に昼が短くなるのは我慢ができますが、
10月最後の日曜から、感覚としては一日が2時も短くなったような気がするのです。
最近ではその頃になると気の早い商業施設などでは、
クリスマスに向けてのイルミが始まったりしますから、気持ちを切り替えられれば良いのですが、
やはり我々にはお日様の明かりが恋しいのです。
私のようなミジンコがここで声を張り上げても何事も変わらないでしょうから
せめて10月の最終日曜日(今年は27日)まで
サマータイムを楽しむことにいたしましょう。
そうそう、今年はサマータイムの開始と復活祭とが重なりました。
多くの経験なキリスト教徒たちには、もちろんサマータイムよりも復活祭のほうが重要な案件です。(汗)
そして、明日は月曜ですが、復活最後の特別な月曜なので国をあげてのお休みです。
それでも、生ごみの収集には来てくれるらしいのでとても感謝しています。
昨日から夏時間で時差が1時間短くなったことでイタリアが近くになったような気がします。地理は変わらないのにね(^^;
いつも行く5~6月は9時過ぎても明るいのでとっても得した気分になれます。
その分夜明けは日本より遅いですが、早起き人間じゃないから夜が長い方が私向き。
今年も楽しませて頂きます。
朝も6月になると5時前にはあっかるいよ。^^
いつもより1時間早起きすると、その日はとても眠いです。
4月1日にはそういう人(特に子どもたちとか)がたくさんいませんか?
1時間だからすぐ慣れてしまうのでしょうけれど、瞬間時差ボケみたいにならないのかなぁ?と思ったりします^^;
そういうことを、真剣に言う方がいますが、
私自身は、全く気になりません。(笑)
時差ボケもあまり感じないタイプなので(汗)