8日ぶりの外出

Keiko

先週の日曜日に買い物に行って以来、8日ぶりに門の外に出ました。

この1週間、天候もぐずついていたし、食料はあるし、

特に出かける必用もなく、庭仕事も天気が悪いとできないので

ダラダラとYouTubeで、歴史や政治や国際関係の勉強などをしていました。

 

でも、喘息の薬がなくなって約1週間、

やっぱりまた症状がでてきました。

昨夜はそのおかげでほとんど熟睡できず、

お上からのお達しで、外出時にはいろんな書類が必用だから

つい面倒なので我慢していたけれど、やっぱりつらいので

意を決してホームドクターに電話をしましたが

診療所は誰も応答せず、スマホは留守電になっていて

別の女医さんの電話番号を残してくれているのだけれど、

どうにもうまく聞き取れず、なんとかかけてみたけれど応答なし。

もしかしたらホームドクター自らが感染したかな?と不安に思いながらも

自宅に電話してみたら元気な声。

しかもついにリタイヤすることに決めたのだそうで、

後継者に引き継ぐからということでした。

暇ができたらまた日本語の勉強をするからと言っていました。(笑)

携行すべき書類をスマホ内に整え

(ただし印刷はせず、だってインクがなくなってきたから)

とりあえず私の薬の処方箋は彼女から新しい先生に連絡が行っており、

診療所についたらすぐに手渡してくれました。

そして、私が彼女の新しい患者になる手続きも一緒にできました。

(こちらではホームドクターを保健所に届け出ないといけないのですが

今回は引き継ぎということで保健所に足を運ばなくて良いとのこと。)

 

その足で薬局に行き、無事に薬も手にして、

そうそう、診療所に向かっている時に小さな食料品やさんが開いているのを発見したのでそこにも立ち寄りました。

とにかく行列が嫌いな質なので、誰もいなそうだったから少し回り道をしてその店へ。

なんと店内には一人の客しか入れないみたいで、若者がお勘定をする間だけ待たされました。

マヨネを買いたいと思って入ったのだけれど、ハムなどを切り分けてくれるコーナーもあるし、いろんなものが目について色々買い込みました。

その帰り道、なんと!

大きな大きな虹を見ました。

きれいな半円を描いた虹、きれいだった。

久々に人と喋り、ちょっと気が紛れたかも。

Keiko

italia-keiko.net

1985年、ローマに恋をして住み着いてしまった私。でも人の生活はどこでも同じ。 泣き笑いはどんな言葉を話していても同じ。だったら楽しく生きたいね。

8日ぶりの外出」への12件のフィードバック

  1. 大きな虹がこれからの吉兆だといいね。
    日本もどんどん大事になっているし・・・
    世界中頑張れ!!!

    1. 出口のないトンネルはないと言うけれど、
      まだ出口からの明かりも見えない状態ね。

      日本は、世界中で危険度が高まって
      諸外国から帰国した人たちのラッシュもあって
      今また患者が増えているようですね。

      もうしばらくは気を抜かないでみな自重してほしいですね。

  2. 私もほとんど家から出ないで過ごしてきたけど、庭もないし、ベランダから見える桜の木も伐採されちゃったし、昨日散歩に出ました。
    小さな花が咲いてると足を止め、川沿いに歩き、鳥がいると足を止め、ほとんど人と近づかないようにしてね。
    でも気にすることもなかったわ、ほとんど歩いてる人がいない。
    Keikoさんは家の中で一人だから(ワンにゃんとは話すだろうけど)人とのかかわりがないと気分が疲れちゃうのかな。

    お薬無事ゲット、よかったね。
    それにしてもイタリアの医療事情面倒だわね。
    かかりつけ医を指定するのは日本では介護関係よ。

    ふと、無人島で一人になったら人はどうなるのかしら?
    それはそれで覚悟ができるのかな…

    1. いくら眺めの良いベランダでもやっぱり限界があるよね。
      最低限の散歩はこちらでも認められているようだし、
      まみるさんのところは自然がわりと近くにあるのだから
      たまにはそうやって散歩したほうが良いと思うわ。

      私は一人っ子だったし、一人でいることはつらくないのよ。
      でも、やっぱり人間は人と関わり合って生きていると言うか
      気分が悪くなるのも、幸福感にひたれるのも
      やっぱり人とのかかわり合いの結果だと思う。

      無人島かぁ、スマホがあったら良いけど。なんちゃって。(笑)

  3. 私はいつもどおり通勤していつもどおり買い物して、生活に何の変化もありません。
    本当に、何も変わりません。
    まったく有り難いことです。
    毛羽立つほどマスクを繰り返し洗ったのは初めてでマスクをするとくすぐったいですが^^;平気平気。

    1. そうなんですね。
      でも、まだこれから変化があるかもしれませんよ。
      そうならないことを切に願っっています。

  4. わたしも こもりっきり!!
    特にね 肺に持病が・・・ということで 周りがうるさい!!
    一度 桜を見に車で走ってもらってのお花見でした

    でも Keikoさんと 一緒で 薬が限界!!
    ドライアイで通っている眼科 腰痛でお世話になっている整形外科いつも どちらもかなりの混雑
     
    でも 目のショボショボ 腰の痛みを 我慢できずに 出かけました。
    昨日 眼科 今日は整形 両方とも いつもよりは患者さんが少なかった!!(みんな 慎重なのかも)
    帰ってくると すっかり疲れて(笑) ぼんやりしてます

    日本は ますます感染が広がっています。
    この どうにもならない閉塞感から 早く解放されたいです。
    それには 今のこの状態を しっかり自覚して 小さなことでもしっかり対処していきたいと思うわ

    1. 私が行く診療所もね、いつもは1時間半くらい平気で待たされるところなんだけど、医師が代わったこともあるでしょうが、だーれもいなくてびっくり!
      私の後に一人の男性が入ってきたけれど、ほぼ予約がないとだめみたいです。

      きっとわれわれの親たちは戦時中、もっともっと厳しい状況と不安の下で暮らしていたのでしょうね。
      今更ながらよくぞ頑張ってくださったと思います。
      それに比べたら軽い軽い、がんばりましょう!

  5. >きっとわれわれの親たちは戦時中、もっともっと厳しい状況と不安の下で暮らしていたのでしょうね。

    そうそう私も先日主人と話していました。
    「人生何が有るか分からないね、だけど私達の親世代は戦争を経て来たんだよ~。赤紙1枚で戦争に駆り出され… 怖かっただろうにね。現に父は30才過ぎて母と2人の幼い娘を残して満州に行き、嫌だ~!なんって云われないんだもんね…そんな時代に産まれなくて良かった^^そう思えば今回のコロナ騒動なんて…」 因みに父は戦後混乱の中無事帰って来られて,兄と私が生まれたそうです。チャンチャン^^

    1. お父様、無事に帰ってこられて本当に良かったね。
      やっぱり我々の世代はそううことを考えるよね。

      我々の息子たちはどうなんだろう。
      戦争のことなど余り話したこともないし、今まで大変な思いをしたこともない。
      ま、その割にはうちの息子はいまのところ、うまく対応しているみたいだけれど。

  6. Keikoさん
    無事、お薬を入手できて良かったね。
    空気が良いKeikoさんのところまでが外出禁止だなんてって思っていたけど、イタリア全土がそうなんだもんね。
    日本もじわじわと広がって来て、ついに10km県内に感染者が・・・
    先月末にイギリスから帰国した人だそうです。

    虹って良いよね~♪

  7. >先月末にイギリスから帰国した人だそうです。
    やっぱり〜
    その方は日本人でしょうが、日本国内の感染者の3割が外国人なんだそうです。
    届け出を出して日本にいる外国人は人口の1%なのに、感染者の3割が外国人、何か腑に落ちませんね。

    虹とか、ホタルとか見る度に理屈なく幸せな気分になるものがあるね〜

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