ラツィオ州での今年初めてのシニアの公式コンペが今日、ローマのParco d’Mediciというゴルフ場で開催されました。
(男女とも50歳以上からこのクラブに参加できるのですが、可怪しいですよね、50歳でシニアだなんて。(笑))
イタリアでは武漢肺炎が急速に蔓延していて、サッカーの試合も観客無しでやるとか、人の集まるイベントはすべて禁止、学校も春休みを前倒しにしてすでに休校、今日のコンペも危ういところでしたが、ゴルフは屋外でやるスポーツ、しかも個人競技でサッカーのように人がぶつかり合うこともないので許可されたのでしょうが、参加者達は戦々恐々もちろん誰もハグはしないし、ラウンド後の握手もない。
そして、なんと!
試合後の表彰式までおあずけ!
表彰式だって、ただ賞品を受け取るだけで手も触れ合わないのにね。
いつもならその表彰式の後に簡単なディナーというか食事も用意されていて、参加者たちがその日の出来具合を話しながら旧交を温めたりする場なのに、なんだかとっても寂しいコンペでした。
とりあえず、私と一緒に行ったVittoriaさんとふたりで、ビールで乾杯していたら
韓国人のPaoloさん(洗礼名)が通りかかりました。
彼はこの日のコンペには参加していませんが、このゴルフ場にプレイに来ていたのでしょう。
その彼と私、つまり韓国人と日本人はイタリアでほぼハグ状態、
でも、周りの目を気にして簡単な握手で済ませたというおかしな状況。
イタリア人たちは国のお達しに忠実というか、心底武漢肺炎を怖がっているからなのか、本当に2m以内に近づこうとしないんですよ。
なんだか日本人の私のほうが、こういう挨拶の仕方に馴染めないというか変な感じです(笑)