私って似非善人なのかなぁ。
その昔、Paoloとその妹Deriaと3人で郊外へマウンテンバイクでツーリングにいきました。
途中険しい道になって義妹が少し遅れだしたので私も彼女に歩調を合わせました。
そしたらPaoloが怒って「こんな道いつも簡単に走ってるじゃないか!」って。
確かにPaoloと二人の時は彼に一生懸命ついていく私です。
でも、義妹がしんどそうにしていると放ってはおけない気がしました。
彼女は急な下り坂でも怖いなんて思わないけれど、タバコを吸うせいか上り坂は苦手なのです。
そして我々のように普段から山道や岩がゴロゴロしているような崖の小道を走ったことがないようで
苦心していたので私は彼女を待ちながらゆっくり進んでいたのですが、
Paoloにしてみればその日は私が怠けているように見えたようです。
ゴルフのコンペでも同じです。
マッチプレーじゃないのでその日の結果は最後にならなければわからないのですが、
少なくとも一緒にプレーしている3人なり4人の中で誰かがうまく行かなくて苦心していると
なんとなく置いてけぼりに出来ないような気がするのです。
だからわざと私もスイングを間違うというようなことはもちろんしませんが、
精神的に気の毒だなぁという気持ちが強くて自分自身の最高のプレーが出来ないことが多いのです。
周りに引きずられるというのでしょうか、本当につまらないミスを犯してしまいがちなのです。
そのあたりをやっと最近になってゴルフ歴9年目に突入して少し吹っ切れたというか、
私が気の毒に思っている人も私がだから間違うよりはいいプレーをしたほうが
喜んでくださることがわかったと言いましょうか
伝わるかなぁ?私の言いたいこと。
一緒になって出来が悪かったねぇと嘆くより、
一緒にプレーした人が入賞でもしたほうがよほど嬉しいと思うのが普通だと気がついたのです。
私自信がそうなのですから(笑)
今日も初心者並みのご夫妻がおられましたが自分のできるだけのプレーを保って
カテゴリーの2位に入賞しました。
後味の悪さは全く感じませんでした。^^;
スポーツとは時に優しく時に厳しいそしていつも正々堂々としていなければならないものなのですね。