イタリアは、昨日24日から27日まで、ミニロックダウンに入りました。
その後も、31日から1月6日までの予定です。
ミニといったのは、期間が比較的短い事もありますが、
武漢ウイルスの感染の度合いによって、
州ごとにイエロー・オレンジ・レッドというランクがあり、
規制にもばらつきがあるのです。
ラツィオ州は、イエローだったりオレンジだったりしています。
(レッドが最悪)
クリスマスだというのに、住民登録をしていない故郷への里帰りができなかったり、
親戚の家を尋ねるにも2名までと制限されていたり、結構息苦しい措置を取っています。
上記の期間の間(28〜30日、1月4日)でも、人口が5000名以上の市では、
薬局や食料品の買い付け以外は、外出禁止。
細かなことは省きますが、一年で一番町が賑わう時期なのに、ひっそりと静まり返っています。
この処置に関しては、月のはじめ頃から話がでていたので、
人々は、クリスマスの1週間2週間前に親戚や友人宅を訪問していたようで、
その頃、やたらと車が混んでいました。
そして、やはりクリスマスの準備にも歯止めがかかったようで、
いつもはネオンサインを掲げるご近所の家々も、今年はほぼ真っ暗です。
ということで、イタリアで、35回目?のクリスマスは、
とてもとても寂しいものとなりました。
我が家も息子が成人してからは、ツリーも飾らなくなったし、
それほど大したことをしなくなりましたが、
今年は3人が、それぞれの家で、普段と同じように?
いえ、いつもよりさらにおとなしく過ごすことになりました。
穏やかな天候の仲、家族揃って過ごした昨年のクリスマスが、
なんだか遠い昔のことのようです。
皆様も色々とご不自由な中での年の瀬をお迎えのことでしょう。
どうか健康を最優先に、そしてできれば少しでも伝統的な過ごし方ができれば良いですね。