観光ガイドをしていた頃は、歩くのが仕事だったので
靴は良いものを選ぶようにしていました。
スペイン広場あたりの有名なブティックの靴というのじゃなくて、
歩きやすい、健康に良いと評判の靴!
もちろんそういうのもいささか高価なのですが、歩きやすさを重視して。
あの頃から何年経ったでしょうか?
太ってきたら靴のサイズも変わってしまって、昔の靴は入らなくなりました(汗)
そして、最近買う靴と言ったら、何年か履かないでいると靴の底が崩れてしまったり、
崩れるってわかりますか?
靴の底のところがボロボロに砕けてしまうのです。
テレビでも宣伝しているような、そこそこのメーカーのものなのに!
まぁ、履かなかったとしても何年も経ったのだからと諦めましたが、
昔の素材ならこんなことはなかったでしょう。
そして、高級ブティックじゃない庶民の靴屋さんを覗いてみると
なんともはや、20ユーロでブーツが、10ユーロでスニーカーが
というような価格設定なのです!
もちろん、素材にもよるでしょうが、最低限縫ったりファスナーを貼り付けたり
様々な手作業が必要なはずです。
20ユーロで小売店が売るということは、仕入れ価格はその半分?7割?
問屋さんにおろされる価格はさらにその半分?
実際にその靴を作っている方々に入るのはその半分以下?
自分にあうサイズのブーツが安く手に入ったのは良いけれど、
なんとなく喜べないのでした。
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