暖冬だったイタリアですが、さすがに北緯45度4分の街トリノでは
ひと冬に何度かの雪を見ないわけには行きません。
ずっと好天気だったのに…と残念がる息子ですが、彼にもどうしようもないことです。(笑)
予報では2日めも雨のはずだったので、幸運な方です。
寒風吹きすさむ屋上へ出てみました。
どんよりとした雲が、この日の天候を予告しています。
後方の山のてっぺんに少し突き出したのが見えますか?
なんと!息子からプレゼントされたGoogle Pixel 7proの望遠は30倍!
ということで、山の上のぽっちりがこのように見えました。
今日はそこへ向かいます。
山上の教会はこのあたりを治めた、そしてやがて、イタリアを統一したサボイア家の歴代のお墓のあるところです。
近代では、残念なことながら当時最強を誇っていたサッカーのトリノチームの全員が、
飛行機の墜落事故で亡くなったところでもあります。
今回は、屋上から1階のロビーを撮影。
車で約30分、山の上に登ってきました。
これは、Sperga(スペルガ)寺院の前です。
着いた途端に雪が舞い始めました。
白い点々は雪です!
一瞬寺院の内部に入りましたが、ミサが行われていたために自由には見学できません。
息子が案内所で聞きつけ、ちょうど、ボランテァのガイドさんが
寺院の地下のサボイア家のお墓を案内してくださるというので、そこに参加しました。
これ以降は撮影禁止です。その前に中庭を一枚!
ボランティアとはいえ、ベテランさんのようで、とてもわかりやすく
たくさんのエピソードを紹介していただきました。
ただ、一番印象に残っているのは、グリッシーニはトリノで生まれたということ!
ある王子が、パンの柔らかな部分を消化できなくて病弱だったので、
カリカリの部分を増やすようにとパン職人たちに通達を出して、
出来上がったのが今のグリッシーニ、
すぐ隣のフランスでも、同じような悩みを抱える兵隊たちが多かったので、
同じように試みたものの、うまくいかずに出来上がったのがバゲット!だとか(笑)
地下から出てきたら、雪はますます本格的に降っていました。
でも、若い二人のそばではまたたく間に溶けていたようです。^^
さて、寒さにあたったときには、いち早く温かいところで、
なにか美味しいもの、暖かいものを食べるに限ります。
山からおりて、ヴィットリオ・ヴェネト広場という、
ヨーロッパでも有数の大きさを誇る広場の地下に駐車して、
レストランを探し始めました。
結構有名なレストランがすぐそばにあるので、行ってみましたが、
日曜ということもあって満席で、空きができたら連絡をいただくようにして、
更に探しながら歩きましたが、みぞれ混じりの最悪のコンディションでした。
でも、数分で運命的な出会いが!
あはは…いささか大げさですね。
空席のある、しかも魚料理のレストランを見つけたのです!
気さくで、明るくて、タパスというスペイン風のおつまみというか、
そういうメニューもあって、全くの私好み!
思いがけず大盛りのコッツェに皆が舌鼓を打ちました。
ちなみに、息子のフィアンセと私は、食に関してとてもうまがあいます。
ここでも写真をほぼ撮り忘れましたが、楽しく、美味しくいただきました。
ほんのデザートの一部を。
折り鶴が見えますか?
ニコル(フィアンセの名)の希望で、ランチョンマットに使っていた分厚い紙と、
博物館のチケットで、やっぱり分厚い小さな紙で作りました。(笑)
さて、午後の予定は自動車博物館です!
アイキャッチ画像は、イタリアいち長いポー川です。
Keikoさん、寒さも何のその!至福の時間でしたね。
家族との素敵な時間と美味しいシーフード。
もう少しでこんな美味しいイタリアンを楽しめるとワクワクしています(^^;
おっしゃるとおり!
本当に美味しくて、たのしいレストランでした。
カメリエリたちの働きぶりが見事でした。
さすが冬のオリンピックをやるだけあって寒そうです。
でも心とお腹が暖かければ良いのですよね♪
Google Pixel 7proって何だ?と検索しました。
すっごく良いやつじゃないですか!
レビューに「望遠性能が良く、撮影した後にAIが写真を補正してくれるので、本当に綺麗に撮れます。」と書いてありました。
本当だと証明されましたね(^^)v
ところで、ところで、、もしや私の愛するムール貝なんか食べていませんか??
私にはもったいないスキルのスマホで、緊張しながら使ってます。(汗)
ムール貝、コッツェっていうんですけれど、嫌というほど食べました。
みんなに手伝ってもらったのに!ですよ。(笑)