陽介30歳!!!昼の部

バースデーケーキ

我が家の父親と息子とは、昔の日本風に言えば半ば勘当状態なのです。(だったのです)

これまでにも何度かぶつかってきた二人ですが、

コロナ禍において、息子は、若くて人生経験が浅いことで、

国が、国民を欺くなどとは考えもしないのに引き換え、

ベトナム戦争や、オイルショックなどを生き抜いてきた両親は、

今回の世界ぐるみのコロナ劇場に当初より疑心暗鬼。

 

今現在、息子はしっかりとワクチンを打って、表街道を歩んでいます。

両親はといえば、早くこの悪夢から世界が抜け出してくれるのをひたすら待っているわけで、

夏場にみなさまに報告したときには、母親の私にも憤りをぶつけてきた息子でした。

 

父親は、「親子なのだから、なにか非常事態が起きたときには

もちろん全力をあげて応援するけれど、普段の付き合いはしたくない。」

とまで言っていたのです。

ですから今回の息子の30歳の誕生祝いに関しても関心がないかと思っていたのですが、

息子がWhatsAppで父親の意向を探ったところによると、

「ワクチンを摂取していないので会場にはいけないが、うちわでの祝は喜んで!」

ということで、ローマのPaoloの家でうちわの祝いをしたのでした。

料理は、ポレンタ!

トーモロコシの料理です。

Paoloが、私がポレンタをた食べる機会が殆どないであろうと察して準備してくれたものです。

そして、その後はご覧のようなバースデーケーキ!

ろうそくの1本は10年ということです。

バースデーケーキ 

見た目はパットしないケーキですが、とっても美味しかったです。

さらに、

息子は、Pulia(南イタリア)から手作りのパネットーネを取り寄せており、

この後にそれも頂きました。

きっと父親が、バースデーケーキまで用意してくれているとは思わなかったのでしょう。

パネットーネ

特に、このパネットーネは特別で、ピスタチオのクリームがついていて

ご覧のように、重ねていただくものでした。

パネットーネ パネットーネ

色からでもわかるように、本物のピスタチオのクリームで、濃厚でとっても美味しかったです。

ということで、久々の家族揃っての食事に団らん。

なんだか夢のような時間でした。

 

 

Keiko

italia-keiko.net

1985年、ローマに恋をして住み着いてしまった私。でも人の生活はどこでも同じ。 泣き笑いはどんな言葉を話していても同じ。だったら楽しく生きたいね。

陽介30歳!!!昼の部」への4件のフィードバック

  1. ポレンタってTVで見たことがあります。
    きっと美味しいだろうなと思って見ていました。
    ケーキもかなり美味しそうです。
    でもそれだけ食べたらカロリー高そう^^;
    家族って不思議なものなのですよね、そんなものです。
    Tanti auguri a te 陽介 per i tuoi 30 anni!
     ↑
    ネットで調べたけど合ってます?

    1. ポレンタを初めて食べたのはスキー場ででした。
      暖かくてとても美味しかった。
      勿論ソースにもよりますが。^^;

      お祝い、あってますよ。ありがとう。

  2. 〉久々の家族揃っての食事に団らん。

    良かったですね^^ 久々の団らん…
    親子って喧嘩しても、
    直ぐに戻ちゃうものなんですね^^

    うちもコロナ禍で2年ぶりのお正月でした。
    久々子供達と集まりました。
    息子の家族は1泊だけ泊まり帰って行きました。
    3人居ても、3人それぞれ心配なものです…

    日本は年末に、コロナ禍収まりかけたのに、
    またまた”オミクロン”とかが蔓延始めたとかで、
    騒がしくなってきています。
    困ったものです。
    早く収まって欲しいものです。
    メディアは騒ぎ過ぎなのかも…

    1. Emilliaさんちはいつも皆さん仲がいいよね〜

      メディアのコロナ禍の騒ぎ過ぎはもう沢山ですね。
      もっと報道しなければならないことがいっぱいあるのに。

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