せちがらい

昔から言っているので皆様もご存知でしょうが、

11月1日がすべての聖人に捧げられた日で祝日、

その翌日ががすべての死者に捧げられた日で、

この辺りにお墓参りをするのがイタリアの常識です。

 

前日辺りから交通規制が敷かれて、お墓の近辺には駐車できなくなったりするので、

ほぼ毎年、前日までに行くことにしています。

今年は10月31日が日曜で、沢山の人出が予想されるので、

私は土曜日の朝に行ってきました。

案の定、まだ交通規制のテープもなく、

しっかり墓地の中の駐車場に車を止めて、お墓参りできました。

 

ただ、お墓参りには、お供え用の花と、お掃除用の道具類はもっていきますが、

水撒き用のじょうろなどは、昔からお墓の水汲み場に備え付けのものがあったのです。

それは使い古しのじょうろであったり、

少し大きめの漂白剤などの入れ物だったりしたものですが、

数年前に、きれいな同じ大きさのじょうろに統一されました。

それらを設置する金具なども新設されて、気持ちよかったものです。

ちなみに、隣町のお墓では、スーパーのカートよろしく

1ユーロをデポジットして、使い終わったら1ユーロが戻ってくるシステムを

導入してますが、なんとも味気ない限りです。

ただうちの街では、まだ2,3年しか経っていないのに、

今回訪れてみたら、そのじょうろはほとんど見かけず、

お墓に備え付けの花瓶をもってウロウロしなければならない状態で、

じょうろを持った人を見かけた時に、

「もうお済みですか?」と、声をかけようと思いましたが、

なんだかはしたない気がして、そのまま通り過ぎました。

それにしても、お墓に備え付けの

しかも、どんなお店で買ったとしても2〜3ユーロほどの

プラスチックのじょうろを持って帰る人がいるのでしょうか?

なぜ、あんなに沢山あったじょうろが今回ほぼ見かけなくなってしまったのでしょうか?

 

世知辛い世の中だなぁと思うと共に、

次回は家からしっかりじょうろを持っていかなっければと思った次第です。

 

 

 

Keiko

italia-keiko.net

1985年、ローマに恋をして住み着いてしまった私。でも人の生活はどこでも同じ。 泣き笑いはどんな言葉を話していても同じ。だったら楽しく生きたいね。

せちがらい」への2件のフィードバック

  1. 机の上にボールペンを置いておくと誰かが使ってそのまま持って帰ってしまうので「加藤」と名前を貼っておいたのに(職場の備品ですが^^;)やっぱり持ち去られます。
    そして返しに来ません。
    ジョウロも使ってうっかり持って帰ってしまった人がいるのかもしれません。
    しかも何人も何人も。
    ・・・って、まさかねぇ。
    聖人やご先祖様はどう思っているやら。

    1. ボールペンは、小さいのでついポケットに入れちゃったりするかもしれませんが、ジョウロはねぇ。

      そういう方のご先祖様は、よく似たタイプだったりして。(笑)

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