12月22日まで、我が家の冷蔵庫はほぼ空っぽでした。
その夜、WhatsAppでYoskeが [クリスマスの昼食はどうするの?3人一緒に過ごせるなら行くけれど。]
というメッセージを送ってきたので、[お父さんと話してみて、決まったらしらせてね。]
と答えておきましたが、24の午後〜26日は全てのお店が閉まるので23日中に買い物を済ませておかなくてはなりません。
来るかどうかもわからないけれど、とりあえず買い込んでおきました。
やっと24日の夜、[もうすぐ出発するから]という知らせ。
その知らせを受けてからラグーを作り始めました。
昼食がどこでどうなっても最悪の事態に備えるために。
息子は、朝4:30に着きました。
10:30、パオロに連絡を取り、ローマの適当なレストランを探してもらい、我々がローマヘ行くことになりました。
普段、気取らないパオロにしてはシックなホテルのレストランを予約。
ただ、思いがけない交通渋滞で、予約時間に間に合わなくなるかと心配しました。
15分ほど遅れましたが席は確保されており、やっと私の気持ちも落ち着きました。
ホテルのロビー
レストランの入口
各テーブルには真紅のバラが
歓迎スプマンテと、付き出しが程なく運ばれてきました
ワインは、Barberaをチョイス。とても素直なテイストのワインでした。
アンティパスト
パッパルデッレ、お肉のソース
ホタテ貝のリゾット
今日のメニューの中で唯一頂けない一皿でした。
まるでご飯に安物の鯖缶を混ぜたような魚臭い、そしてやや生煮えのリゾットでした。
お肉は有名なファッソーナという牛肉のフィレステーキで美味しかったのですが、わたし的には何かグリーンの添え物がほしかった。
最近はイタリア料理も見た目の美しさが大切なのです。
付け合せのポテトもいまいちだったかな。
場所はフォロ・ロマーノの裏側で、とても静かな一角、かつての修道院を改装したホテルで、窓の外に裏庭が見えています。
デザートはミッレフォーリエに森の木の実添
その後もう一度辛口スプマンテが出て、我々が注文したコーヒーで締め括りました。
思いがけない家族揃っての
さらに思いがけないエレガントなクリスマスメニュー。
まさしく素敵なクリスマスプレゼントでした。