写真は2ヶ月ほど前のコンペ、
ローマのパルコ・ディ・メディチというコースです。
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時々、ゴルフの絶不調を訴えていますが、今回のは長かったぁ。
そして、まだ完全に立ち直っていないかもしれないけれど
少なくともあの恐怖感はなくなった気がします。
初打を打つところはティーイングラウンドと言って
ゴルフをなさらない方々でもテレビなどで見ることがあると思いますが、
あそこに立って、クラブを振り上げる、
そして切り返しの時にものすごい恐怖感に襲われて
クラブをどんなふうに下ろして良いのかわからなくなり
でも、止まってもいられないから引き下ろすんだけど、
もうその動きはめちゃくちゃで、クラブヘッドは方向が決まらないし
ボールを捕まえられずにまたしても前方に飛んだり
左下に転がったり、意味なく天ぷらになってしまったり…
趣味のことだから、仕事や健康上のことじゃないのだから
悩むと言ってもたかが知れていると思われるでしょうが、
ゴルキチたちは一日中ゴルフのことを考えているわけで、
そのゴルフが不調なら、しかも単なる不調ではなく病に近い状態では
他の日常生活に置いても気が休まらず不安な日々を過ごしました。
イタリア人たちは不調のときはゴルフから遠ざかるのが良いといいますが、
私はそういう時に遠ざかってしまったらもう戻れなくなるのじゃないかと思って、
なんとか続けてきました。
と言ってもひところに比べるとかなりその頻度は落ちています。
今までは本当に通勤するかのようにほぼ毎日行っていたものですが、
最近は天候に左右され、怠けぐせも手伝って
雨だから行かない、猛暑だから行かない、チョット用があるから…
と、自分で自分に言いきかせるようにして家の中でゴロゴロしていることが多い。
でも、やっとここ数日もとのスイングが戻ってきたように思う。
手応えが、もうあきらめていた感触が戻ってきて嬉しい。
Youtubeのレッスンを一日中見たり、実際にコーチにもついて
自分でも練習場で何百球ものボールを打ったりしたし、
不調でもコンペに参加して気持ちを盛り立てたりしてきた。
「こんなKeikoを見たことがない。」と幾人もの人に言われて
本当にもうもとには戻らないのではないかと思っていたこともあったけれど
この一週間、そこそこの成績でラウンドできている。
今日は久々に上手な男性二人とラウンドして、なにも賭けないけれど
勝敗を競ったら彼らに圧勝してしまった。
不調続きの私に少しハンデをおまけしてくれたのもあったけれど、
公式コンペにもまさる嬉しい勝利だった。