ローマには銀杏の木が殆ど無いのです。
植物に詳しいイタリア人の友人がEURを通りかかった時に「ここにだけあるのよ。」と、その昔教えてくれたことがありました。
だから、ずっとイチョウはこちらでは見られないものと思っていましたが、なんと!!!
木曜日にカステル・ガンドルフォという法王様の別荘のある街のゴルフ場へ行った時に出会ったのです。
これでは分かりにくいかも?
これならはっきりですね。
これまでも、同じゴルフ場で何度もプレーしていたのに全く気が付きませんでした。
そして、最初の写真の左上の方を見てください。
少し白っぽいところがあるでしょう?
ラウンド中なので、しかも雨の中のラウンドで写真を撮るのが精一杯だったんですが、ふと(あれはギンナンかもしれない!)という思いがこみ上げてきてどうしようもなく、他のメンバーが進んでいくのを目で追いながらも足は後戻りしてギンナンの方へ。
ギンナンが落ちているところを未だかつて見たことはなかったのですが、銀杏の木のしたに落ちているのだからと思って、ぶどうのような格好の実を拾って手で潰してみるとまさしく見覚えのあるギンナンが出てきたのでした。
正確には見覚えのあるのは更に殻をとった中の実なのですが、殻付きでもそれとわかり時間があればたくさん拾って帰りたかったけれどラウンド中でそれもできずやっと3つだけ持ち帰りました。
だって、ギンナンは臭いことで有名ですもんね。
外側の実ごと持ち帰ってはきっと臭いだろうと思ってその場で3つだけ掃除してポケットに。
茶碗蒸しに一人一個ずつ?
でも、Paoloや陽介にギンナンの味がわかるかな?
この種を植えたらイチョウが育つかな?
いろんな思いが交錯中です。(笑)