(アイキャッチ写真はFiuggiゴルフ場です、あしからず)
秋晴れのもと、天皇陛下の御即位を祝うパレードが無事に執り行われ嬉しい限りです。
馬車のほうがもっと趣はあったでしょうが、何かと簡素化が叫ばれ
日本人としては甚だ不思議なことながらこういう儀式に賛同しないひとが居るという昨今、
警備の面からも時代の流れに沿った方法で行うしかないのかもしれません。
それでも、全くのオープンカーでのこのようなパレードが
これだけの人々の前で繰り広げられることのできる国は今やごく少ないでしょう。
抜けるような青空はまさしく天も祝福を送ってくださっているとしか思えない
喜ばしい光景でした。
パレードを支えたのは全国各地からの応援の警備隊の人々に加え、
私が着目したのは吹奏楽を演奏する人々でした。
おそらくパレード開始のずい分前から重い楽器を肩や手に、
整然と並んで本番を待ち続けておられたことでしょう。
私はYoutubeでパレードの模様を拝見しましたが、同じ音楽がずっと鳴り響いていたように思います。
4kmほどの行程、その間テレビカメラがどこから放送しても、音楽は途切れることなく、
重複することもなく、まるで全員が一緒に演奏しているかのように聞き取れました。
あくまでも簡素なシンプルなパレードでしたが、それだけに余計質の高さが忍ばれました。
天皇皇后両陛下の行く末に、令和の世の未来に、さらなる幸運が訪れますことを祈ります。