N.014 イタリア人の勘違い
今日はとっても短い記事ですが、今じゃなきゃ面白くないの で書きました。
日本の皆さんは冬至が12月21〜23日だってご存知です よね?
ちなみに2019年は12月22日だそうです。
ところが、多くのイタリア人は冬至、1年で一番日が短いの が
12月13日だと思っているのです。
なぜならその日はサンタ・ルチアという聖人に捧げられた日 だからです。
サンタ・ルチアは知覚の守護聖人。
目の不自由な方々の聖人なのです。
だから、暗闇ということで、彼女に捧げられた日が
一年で最も日が短い、暗い時間が多いというふうに捉えてい るのです。
友人がそう言うので夏至や春分の日、秋分の日のことを話し たら
すぐに納得はしてくれましたが、
そして、おそらく学校でもそういうことは習ったはずです が、
カトリックの行事と深く関わり合って育った彼女たちには
昔からの言い伝えのほうが重みがあるのでしょうね。
ほんの些細な勘違い、もしかしたら我々日本人にも何某か
こういった習慣や勘違いがあるかもしれませんね。
こちらではそろそろ大掃除の季節です。
クリスマスと復活祭の前には大掃除をいたします。
日本はもう少し先ですね。
今朝、ゴルフ場で初めて氷が貼っているのを見かけました。
ただ、まだ山頂に雪は見当たりません。
例年に比べてこれまでは暖かかったということですが、
この先、おそらく帳尻を合わせるように寒気がやってくるの でしょう。
どうかみなさまも風邪など召しませんように。
2019年 12月 12日 Keiko