Scaramanzia(スカラマンツィーア)
というイタリア語があって、
Googleさんの訳では迷信と出ましたが、
迷信というか言い伝えというか、
縁起担ぎといったほうがいいのかな?
イタリア人は結構そういうことを気にする人がいます。
例えば、
家の中では傘を広げない
工事中の足場の下(特にはしご)はくぐらない
ベッドでお金は数えない
ベッドに帽子や靴(新品の箱入りでも)を置かない
17という数字の不吉
などなど
では、なぜなのか?ですが、
イタリア人は死をとても怖がります。
だから死にまつわる、関連するものが多いのですが、
家の中で傘を広げないのは、
かつて、司祭が臨終間際の人に最後のお祈りを授けるためにやってきた際に、大きな傘や天蓋を必ず持ってきたことから
また、家の中で雨漏りがひどくて傘をさすような貧困を連想させるからという説もあるようです。
工事中の足場の下をくぐらないのは、
もちろん危ないということもありますが、
足場はほぼ三角の形を作るので、
キリスト教では三角形は『三位一体』を表す神聖な形なので
其の中をくぐることは神への冒涜とされてきたようです。
ベッドでお金は数えない
ベッドに帽子や靴(新品の箱入りでも)を置かない
これらも死にまつわることで、
やはり死の床にある方に、医師や司祭がやってきたときに
帽子をベッドにおいたから、
昔は亡くなった人に新しい靴を履かせたということから、
お金も亡くなった方の残したお金(遺産)を
ベッドの上に広げて数えたから
と、すべて死に関連したことを思わせるからだそうです。
なので、そういうい事をすると自分の死を早めたり、
死を待っているかのような不吉な行為とされているようです。
13よりも17をより忌み嫌うのは、
ローマ数字で17はXVIIと書きます。
コレを並び替えるとVIXIとなり、
ラテン語で、『私は生きた』と過去形になり、
つまり死んでいるということになるからだそうです。
17日には外出を控える人もいるほどです。
でもね、ちょっと明るいというか、
災い転じて福となすのもありますよ。
それは、ワイン(特に赤)をテーブルにこぼしてしまったら
すぐに指につけてそばにいる人や自分の耳たぶに
塗りつけるというものです。
ワインはイタリア人にとっては無くてはならないもので、
それをこぼしてはもったいないし、不運の兆しだというのを、
逆に良いしらせが耳から入ってくるようにというおまじないだそうです。