N.002 近況報告
『1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。』
亡き母が、よく言っていた言葉です。
本当に、月日の流れの早いこと。
皆様、大変ご無沙汰いたしました。
少し近況を報告しておきましょう。
まずはコロナ関連。
ラツィオ州はまた、1年ぶりにロックダウンに入りました。
イタリアでは、状況の深刻さに応じて
白：問題なし（これはこれまでの全期間を通してサルディニア州のみ）
黄色：ほぼほぼ普通に日常生活が送れる。
オレンジ色：20：00〜05：00の外出禁止。ほかは、ほぼOK.
赤：仕事、家の周囲の散歩、食料品の買い出し、薬局や医療関係への外出、
のみが許され、屋外でのスポーツも禁止。
開いているのは、タバコ屋・薬局・スーパーなど
生活必需品と食料品を扱う店・園芸農業用の店のみ。
となっていて、ロックダウンという場合は 赤 を指します。
もちろん、どんな色でもマスク着用と1〜2メートルの距離を取るのは原則です。
3月15日現在、依然としてサルディニアは白。
ヴァッレダオスタ、リグーリア、トスカーナ、アブルッツォ、
カラッブリア、シチリアの6州がオレンジ。
残りの13州が赤となっています。
上記7州も、長い間赤だったところがあります。
ローマの位置するラツィオ州は、先週まで黄色で比較的自由だったのですが、
州内のいくつかの県や市は赤という、細かな取り決めもありました。
とにかく今日からオレンジを飛び越えて赤になってしまい、
首都ローマが閉鎖と言うのは、やはり深刻です。
今朝からやたら物静かで、車の通る音も聞こえません。
憲兵の検問があったりするので、昨日のうちに食料品を買いだめしようと
一番近くのスーパーに行ったのですが、なんだか品薄で、店も閉まるのでは？
という不安がよぎりましたが、それはないそうです。
園芸店が開いているのがせめてもの救い。
ゴルフができないので庭仕事に精を出すことにしましょう。
今年はまだ、数えるほどしかゴルフをしていません。
1月は所属するゴルフ場が閉鎖（一応メンテという名目で）
2月、1週間ほどラウンドしたのですが、左の二の腕の筋肉を
秋口に痛めていたのが、どうにも絶えられなくなって
理学療法家のところに行ったら速 禁止命令。
2週間の集中治療の後、再開の許可がでたと思ったら
ゴルフ場のあるFrosinone県が赤いゾーンになってまた閉鎖。
一度だけローマのゴルフ場へ行ったけれど、今度はすべて赤。
一度色が変わると2週間おきに変更があり、そのまま継続されるのか
3月末には解除になるのか、今のところわからない状態で
予定も何も立てられません。
上の画像では、すでに復活祭の数日が全国的に赤になると書いてありますね。
クリスマスもパスクアも家族揃って過ごしちゃいけないなんて、
ファミリーを崩壊させようとする、何かの陰謀なのではないでしょうか？
さて、私自信の近況は、すでにゴルフのことはお話しましたが、
その他は、まぁ左腕の痛み以外は長年付き合っている痛みやアレルギーなので、
今更どうということはありません。
65歳にもなって、高血圧や糖尿病の薬を飲んでいないのは幸運と言っていいでしょう。
時折思い出してビタミン剤などを飲むと、逆にお腹を壊してしまったりして、
何もしないのが一番のようです。
我々日本人にはやっぱりご飯と味噌汁が、一番体にあっているときいたので、
最近は、イタリアでもお味噌が手に入るので、毎日のように作っています。
そして、頭の中は未だにアメリカの大統領のことが気になって
毎日、関連のニュースを探して聞き入っています。
それに伴って、日本のニュースも聞くことになるので
つまらない失言（全文読めばそうではない）問題や、
本当につまらない、環境大臣のご発言に腹を立てたり情けなくなったり。
今年は春が早いので、すでに野生のアスパラガスを一度採取しました。
次回はもっと、春の香りをお届けすることにしますね。
2021年 03月 15日 Keiko
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