メルマガ 20/10/27 6日ぶりに…

 

タイトル

N.019      6日ぶりに…


 

 

やっと、重い腰を上げて、今日ゴルフ場へ戻ってみました。

馬鹿でした。

もっと早く戻っていればよかった。

ゴルフはかつて、更年期うつで、沈み込んでいた私を助けてくれたのでした。

少々肩や腰や、あちこちに痛みがあっても、ゴルフに行けば

痛みを忘れたり、不思議に痛みが無くなったりしたものです。

 

でも、今回は怖かった。

ゴルフ場のあちこちにEnzoの思い出がある。

行っても、前に進めないのではないかと思って怖くて行けなかったのです。

 

ただ、家にいればいつまでも、同じことを繰り返して思い出しては、泣いて…

頭痛はするし、目も開きにくくなってきて、天気予報はにわか雨だったけれど、

Silvioさんにも薦められて行ってみて本当に良かった。

 

ラウンドをはじめたら、考えることもすることも、沢山あって気が紛れました。

6日ぶりにしては、そこそこのプレーができたし。

 

朝一番に出会ったGiuseppeさんに、「元気?」と尋ねられた時には、

「多分…」と生返事をしていた私も、21ホール(笑)終わって、

帰る時には、またもや出くわしたGiuseppeさんに、

大きな声で、「Ciao!」と挨拶ができたのでした。

 

この、ほんの数日の間に、ゴルフ場の色が変わっていました。

すっかり深い秋の色。

黄葉 黄葉

そして、Enzoが旅だった6番ホールには、

誰が供えたのか、きれいな菊の献花。

Silvioの話では、翌日にはもうそこにあったと。

そして、彼を愛したゴルファーたちが、ティーやボールを添えていました。

こういうのは、初めて見ました。感動でした。

オレンジ色のは、今日私が捧げたもの。

献花

写真の上の方に、白い小さな旗が見えるでしょう?

グリーンは、すぐそこだったのです。

アプローチをして、パットを決めて、おそらくパーであがっていたことでしょう。

もしくは3パットして悔しがったかな?^^;

献花

そして、振り返れば、ここからはこのゴルフ場でも一番素敵な景色が見えるのです。

もうすぐ、山頂に雪を頂き、その美しさは倍増します。

「私が死んだら、6番ホールに灰を撒いてね。」といつも友人たちに言っていた私。

そのことを知ってか知らずか、Enzoめ、先を越したな。


 

 

 

 

2020年 10月 26日 Keiko

 

追伸:

思いがけない友人の死に、どう対処していいかわからないまま、

とりあえず、思いのままに書き綴り、読者の皆様方にご心配をかけてしまいました。

激励下さった皆様方に、ここでお礼を申し上げます。

で、いささかしつこいようでしたが、今日までのところを配信し続けました。

私自信が、ひと心地着いたので、皆様も安心してくださったことでしょう。

いい年をして、情けないこんな私ですが、今後共ご支援賜りますようお願いいたします。


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