名医Gabrielle

餅屋はもちやと言いますが、本当にそのとおり。

 

きのう、よくご一緒するMartini兄弟とラウンドしたのですが、

やはり7番アイアンより長いクラブは使い物にならず

彼らは私をよく知っているので信じられないという驚きと共に

なんとかもとのスイングを取り戻させようと力を尽くしてくれたのですが、

そして、一度はGanniさんの「背中をしっかりさせなさい」という言葉で救われたのですが、

今回はその声も虚しくどんどん破局に向かいました。

Gianniさんの弟でほぼシングルプレーヤー(お若い頃はお二人共シングルでした)の

ルチアーノさんが、「我々がガヤガヤ言ったところで助けにはならない。このクラブのコーチにレッスンを受けて見てもらいなさい。」とおっしゃいました。

少し前に私がコンペを途中リタイヤした時に泣きついたGabrielleコーチは私がゴルフを始めた時に付き合ってくれたコーチで若いけれど私のスイングを皆がほめてくれるのは彼のおかげ。

今の私のコーチは遠くのコースにいるし、レッスン以外にもいろいろと忙しい人で真冬にならないと時間がとれないようだし、今回もまたGabrielleに指導してもらう事にしました。

ゴルフを初めて3年はずっとGburielle についてレッスンしていたのですが、次第に友人たちとの掛試合(ビールだけですよ、念の為(笑))に明け暮れ縁あって知り合った今のコーチにつくようになってGabrielleとは5年ほどのブランクがあったわけですが、先日も書いたかと思いますがこの5年の間に彼は随分成長したように思います。

生徒の年齢やゴルフ歴や希望などを瞬時に分析して必要なことをアドバイスしているという気がしました。

今日も私が悩んでいたグリップをすぐに見ぬいて指導してくれました。

そのせいかどうか、アイアンからウッドに移行してもしっかりとボールを捕まえることができ、昨日までのスイングは何だったのか?と思えるようなボールが飛んでいきました。

あとは右肘が後ろに逃げていたのでそれの修正。

両手も少し上げすぎだったので肩のラインぐらいを心がけるようにとのこと。

ウッドを使うときには左手がトップで腕時計を見るようなつもりの角度。

 

1時間、みっちりと指導を受けた後で小雨の中ハーフをひとりで回ってみたのですが、

ドライブが飛んでいきましたぁ。^^

昨日まで左手にチョロっと飛んでいたのが嘘のようです。

怖くて手に持つことさえ避けていたここ数日が嘘のようです。

2打目も5番ウッドをつかった所、しっかりとその役目を果たしてくれました。

ハーフで14打オーバー、つまり自分のハンデちょうどで上がることができました。

 

ドライブが曲がりなりにもそれらしく飛んでいった時には嬉しくて絶叫しそうでした。(笑)

おそらくもう少しコーチについて悪い癖を取り除かなくてはならないでしょうが、昨日までの不安が亡くなっただけでも本当に嬉しいです。

以上途中経過でした。^^

 

*アイキャッチ画像は2013年のもので私の右横はイタリアのゴルフ界の大御所でライダーカップに3回も出場なさったコスタンティーノ・ロッカ氏左横がガブリエッレ。

Fiuggi良いとこ

Fiuggi(フィゥージ、フュージのほうが近いかな?)は人口一万人ほどの小さな町です。

その街の入り口に私の通うゴルフ場があります。

そこで、ローマの他のゴルフ場との決定的な違いはメンバーの多くがFiuggiもしくはその周辺の小さな町の住民だということ。

日本でも同じで小さな町は住民の連帯感が強いですよね?

ゴルフは個人競技なので他のゴルフ場ではラウンドが終わったら「はい、さよなら」という感じですが、Fiuggiは違います。

プレーしない人もやってきてなんだかんだと話に花を咲かせています。

他のゴルフ場では腕の違う(=ハンデの違う)人とはあまりプレーしない傾向がありますが、多くのFiuggini(Fiuggi の人という意味)は下手な人を見ると放っておけないというか、一緒にプレーして教えようとします。

それは良し悪しなのですが、(汗)冷たく見放されるよりは良いですよね?

素人が自分の見解でいろいろと教えてくれるとそれこそ十人十色で昨日聞いたことと全く逆のことを今日聞く事にもなりかねません。(笑)

でも、気持ちは嬉しいですよね。

前置きが長くなりましたが

もしかしたら地獄の下にまだ我々が知らないとんでもない奥底があるのではないかと思えるほど最近の私のゴルフは行き詰っています。

少し前に大々的に復活宣言したもののここ数日はアドレスをとりバックスイングを始めると大きな恐怖感に見まわれ全くスイングができない状況です。

バックスイングをしてトップに来たところで両手の向きがわからなくなってその後のことはまるで頭が空白状態なのです。

当然のことながらボールは思いもよらないとこへ飛んでいくか全く飛ばないで足元に転がるか。。。

なんとか打てるのは7番アイアンからそれより短いクラブのみ。

今までの私のゴルフはこの年の女性としてはそこそこ飛ばす方でその分グリーン周りの小技に欠けるというタイプでした。

パー5を3〜4打でグリーンやその際に寄せるのに、そこからまた3〜4打というのが多かったのです。

それが最近はグリーンまで1〜2打余分に掛かってしまい、その分アプローチが良くなったというパターンで、総合的には総打数はあまり変わらないものの、土曜日のコンペでは突然シャンク(ボールが真右へすっ飛ぶこと)が出始め、止まらなくなりプレーするのが怖くなりました。

シャンクのような動きでは人に当ててしまうこともあるからです。

土・日のコンペはカップルでの競技でしたが、私と組んだAnitaさんはもとよりもうひと組の男性陣も辛抱強く付き合ってくれました。

でも、私の不調は翌日には皆が知るところとなり、日曜の朝は皆が心配して声をかけてくれました。

ここまでなら小さな田舎町では世間が狭くて何事もすぐに知れ渡るから窮屈だなぁと思われるでしょうが、

今日も何人かが実際に練習に付き合ってくれていろいろと教えてくれたり、ビールをごちそうしてためになるような話を聞かせてくれたり、

心底心配してくれてこれはもうありがたいですよね。

冬になれば私のコーチにも時間ができるのでまたレッスンに行って回復できるようにがんばります。

 

 

 

救世主?

ゴルフ話題が続いて申し訳無いのですが、
ハチ刺されの時のようにドキュメンタリーみたいに
今の不調を記録しておきたいと思っているのでお許し下さい。

 

私の初めてのリタイアは今トリノから戻っている息子が
昨夜隣町で知り合ったゴルファーも知っていたということで
ちょっとした出来事になっています。(汗)

でも懲りずに今日も昨日のレッスンを忘れないうちにと行ってきました。

誰もいないようなので練習場の人工マットではなく
ラウンドして試してみようとひとりでスタートしました。

初球は左へのチーピン。

マリガンと言って第1ホールの初球のみ打ち直しが出来るという習わしがあるので
(もちろんコンペではだめですよ。)
2球目を試したら谷を越えて向こうの丘の上に届きました。

調子の良い時にはその丘を超えるのですが贅沢を言ってる場合ではありません。

ここはパー5で長いので当然2打目はフェアウェイウッド。

5wで昨日教わったようにスイングしたら左下へ転がって行きました。

やはりToshiさんのご指摘どおりウッドには向かないスイングのようです。

次回コーチに尋ねてみます。
(ボールの位置をもっと左寄りにしてスイングは同じだそうです。書き足し)

でもなんとか4打目でカラーに乗りました。
そこから3パットしましたが、病み上がりとしてはまぁまぁ。(笑)

グリーン上から後からやってくる人が見えました。
でも誰だかわからないので2ホールへ進みました。

相変わらず3wでのティーショットですが、なかなかいい当たりで
ほっとしていたら後ろからの人が良く知っている
(時々エノキダケやシイタケをくれる)グァルティエーロさんだとわかりました。

そこで彼のティーショットを待ってご一緒しました。
絶不調だけれど良いかとことわって。

そんなの僕が治してあげるよ!と心強いお言葉。

で、自分のボールの所に行ったら190mほど飛んでいて
グァルティエーロさんが 「良く飛んでいるじゃない。」

「いやぁ、実は昨日初めてリタイアしたんですよ。」と私。

彼は、昨日は県外のコースでのコンペでご存知なかったのです。

2打目、方向(アライメント)を治していただきました。
そのせいかグリーン手前のいいところにつけて3オン2パット。
ボギーでニッコリ。

はい、あとははしょりますね。(笑)

とにかくボールの位置や足場によって、また転がしたいのか上げたいのか、
状況によってどう対処したら良いのかということを
12ホールまで親切に教えて頂きました。

おかげでプレーもそんなに悪くなかったしなんとなく気分も晴れて、
自分では気が付かなかったのですがバッグを仕舞おうと
駐車場に向かったところでダニエラさんという方に出会ったら
開口一番「見つかった?」私は一瞬?

「昨日無くしたと言っていたあなたのスイング、見つかったんでしょう?」

「あゝそうね、はい、見つかりました。ありがとう」

「だと思ったわ。口が笑ってるもの。」

 

で、バッグとカートを積み終わったら今度はダニエラさんのご主人に出合い、
同じ事を言われて驚きました。

さすが長年連れ添っておられるだけあって全く同じフレーズだったのですよ!

その後グァルティエーロさんにスプマンテまでご馳走になってるんるんで帰って来ました。

絶好調時期に戻るにはまだ時間がかかるでしょうが
友人たちに励まされてまだもうしばらくは続けられそうです。