多分近況報告というのが普通の言い方でしょうね。(汗)
でも、最近の私チョット変です。
火曜日には庭師さんに入ってもらって伸びていた雑草の処理をしてもらった、
日本で植木屋さんに入っていただくのとはチョット雰囲気が違います。
日本の植木屋さんたちは本当にプロフェッショナルで、料金も高いでしょうが、
この先1年ないし数年は彼らの仕事で十分見栄えのする庭になることでしょう。
私の言う庭師さんは、私がやってできないことはないけれどちょっとしんどいし、
力もいるし大変だからお願いしようかな?という感じの方なのです。
もちろんこの暑いさなかに何時間も頑張って働いてくれるので私は満足ですが、
いつも大事にしている花をカットされたり、庭に転がっているRudyのおもちゃや私のおもちゃ、
すなわちゴルフボールなどをカットされるとカチンと来ます。(笑)
ま、郷に入れば郷に従え、こういう感じで付き合っていかなければならないわけですが、
その中途半端な庭師さんに、「どうしてこんなになるまで放置したんだ。」
などと言われるとカチンと来ます。
だれもしたくてそうしたわけじゃない。
体調が悪かったり天候が悪かったりいろんなことが重なって庭は荒れてしまったのです。
だから、助っ人を頼んだわけでそうでなければ自分で処理していますよね。
こんな時代もあったのですから。
でも、いまやゴルフに時間を取られてしまい、このような状況にするには全く時間が足りません。
もちろんモチベーションの問題もあります。
庭がきれいだった頃、Paoloはよくお客様方を連れてきました。
大方のアメリア人の奥様方に褒めていただいて嬉しかったのも事実です。
でも、Paoloの仕事の形態も変化し、私自身にもゴルフに出会ったという
大きな変化があって今やこの当時の庭でいるのは不可能に近い状況です。
だから助っ人を頼んでいるのに、お金を払って文句を言われたのではたまったものではありません。
火曜日、私はいつも昼食を準備して一緒に食べるのですが
そして彼は私の料理にいつも舌鼓を打ってくれるのですが、
またしても、なぜこんなに荒れ果てたのかというような話が出て切れてしまいました。
上の写真を見せて、彼が納得した上で言ったことは、
「あの頃の庭はきれいだったけれど、私は幸せではなかった。
毎日死にたいと思っていた。
ゴルフに出会ってそんな気持ちが消え失せた。
もうあの頃の私に戻るつもりはない。
この庭の仕事がしたくなければそれでいい、私なもうあの頃には戻らない。」
てなことを言ってしまったのでした、たくさんの嗚咽と涙とともに。
彼はかなり驚いていたようですが、冗談がいつも受け入れられると思っていたことを
多少は反省したようです。
その後ももちろん仕事を一所懸命にこなして定刻に帰っていきました。
いい人なのです。
でも、冗談もほどほどということがありますよね?
家族間であろうが、ごく親しい友人同士であろうが時に耐え難いときがあるものです。