ゴルフからの帰り道、今日は日曜なので、いわゆる日曜ドライバーが、列をなしていました。
初めての方や、ドライブそのものを楽しみたい、景色を愛でたい方々は、一応に制限速度以下での走行。
勝手知ったる私には、まどろっこしいことこの上なく、随所で追い越しを余儀なくされたのでした。
検問のありそうな所もほぼほぼ見当がついているのですが、追い越しのチャンスは、そんなにも多くは無いので、そういう場面では、つい追い越すことの方に気持ちがいってしまいます。
で、憲兵に見つかってしまいました。
追い越している最中に、右目に彼らの車が見えたので、自分から止まろうかと思ったのですが、後でそんな事を家族に話したら、きっと叱られるだろうと思ってそのまま走っていたら、しっかり捕まりました。
覚悟を決めて車を寄せ、まずはマスクを着用。
ごそごそと、マスクを着けている内に、憲兵が寄ってきて、今思えば窓を開けろという合図だったのでしょうが、私はドアを開けたのでした。
そしたら、少しバックするように指示されたので、憲兵の車の隣までバックして、止めてすぐに車検証を取り出していたら、先程の憲兵が、
「何処へ行くの?」
『家へ帰るところです。』
「家へ? 5台も6台も一気に追い越して?」
『はい、すみません。』
「じゃぁ、帰りなさい」
『??』
「気を付けてね」
『はい、(行けないことをしたことは)自覚しています』
免許どころか車検にも目もくれずに、無罪放免!
はぁ、やれやれ。
車検証を元に戻して、ゆっくり発進。
良かったぁ、ラッキー!
かなりの罰金を覚悟していただけに、気が抜けるほど安堵しました。
憲兵も、追い越し犯を捕らえてみたら、こんなおばぁちゃんで力が抜けたのでしょうね。
きっと若い子なら、思いっきりお仕置きを受けたことでしょう。
ということで、セーフ!
はい、気を付けます。
あ、でも
無理な追い越しでは無かったのですよ。
直線で、対向車も途切れていたし。
あはは、ちっとも懲りてませんね。
ちなみに、ローマやミラノの町中には、
こんなかっこいい憲兵さんたちがいます。
もちろん一緒に撮影もOkey!