また残念な報告をしなければなりません。
1ヶ月前に、ジーの左後ろ脚に膨らみを発見したので、すぐに獣医さんへ!
ケージにうまく追い込んだのはいいけれど、獣医さんへ着くまで
ミヤァミャァミヤァミャァ
獣医さんの診療所前の広場は小さいので、予め近くの駐車場に駐めて、
そこからは、ケージを旅行用のトランクを運ぶカートに乗せて連れて行きました。
並んでいたのは3組ぐらいでしたが、やはり1時間は待たされました。
やっと見てもらったら、他の猫に噛まれたところが化膿したかもしれないけれど、
もしかしたら、悪性腫瘍かもしれないとの事。
切開して、膿を出してもらって、包帯でぐるぐる巻き。
とりあえず薬を飲ませて…
もしも、また膨張するようなら腫瘍の疑いがあり、
その時は、脚の切断をしなければならないかも。というお見立て。
数年前、彼女は結石になって、その時も手術が必要かも?
ということだったのですが、獣医さんおすすめの食事と
私が結石にはFiuggiの水が良い!
と思ったので、猫には高価だと言われながら
その水を1ヶ月与えたところ、結石はすっかり姿を消したのでした。
その時、獣医さんたちは、「信じられない!」とおっしゃっていました。
だから、今回もそうであってほしいと願っていたのですが、
細胞採取しての検査で、悪性腫瘍との検査結果が出ました。
どうすればよいか…
まずは脚の切断、
でも、すでにほかへの転移が考えられる。
抗生物質と炎症どめの薬で、少しの間様子を見る…
もしも若い子なら左脚を失っても、なんとか生き延びてくれるかもしれない。
でも、ジーはすでに16歳。
大きな手術に耐えられるだろうか、
その後のリハビリに耐えられるだろうか?
「今回の切開にしても、麻酔を考えたけれど、使わなくてよかった。
そんなに高齢だとは思わなかったので。」
と、切開した獣医さんがおっしゃっていたから。
薬はいい。
好きな食べ物に混ぜればなんとかなる。
でも、切開したところの手当が問題。
獣医さんでは、先生が処置なさる間、私がしっかりと抑えて
頭をなでて...なんとかなったけれど、
それを一人でやり遂げることができるのだろうか?
でも、やらなくてはならない。
指定されていた2日後、なんとか押さえつけて
傷口の消毒と塗り薬を塗ってからの包帯を巻く作業を
やっては見たけれど…
気がついたのは、2度めの獣医さん(切開したときとは別の方)の
包帯の巻き方が強過ぎたのか、
下肢の部分が血行不良で腫れ上がっていて、
脚を地面につけないようだったので、
私は緩めに巻いたつもりだったけれど、
やっぱり次の日も腫れ上がっていたので、
もういいや!と思って包帯を取ってしまった。
それよりも何よりも、ジーが私を怖がってしまって
寄り付こうとしないどころか、私の姿を見ると即逃げてしまう。
これではどうしようもない。
傷の手当も大切だけれど、どうせ長くない彼女の人生で
最後に、ママだと思っていた私を憎んで逝くより、
仲良く、信頼関係を保ったまま、
せめて精神的に満たされてお別れしたいと思ったのでした。
それからは、いささかつらい日々が続きました。
なんと言っても傷口が完全にふさがっていないので、
血痕をあちこちで見るたびに、心が揺らぐのでした。
ジーは、ニャンズの中でも一番人懐っこい子で、
いつもベッドに来て休んでいたものでした。
それが、どこかに隠れて私に見えないように暮らし始めたので、
2階にも食事場所と砂箱を設けて、
脚が痛ければ降りていかなくても済むようにしました。
時々出会っても、声がけだけで近寄らないようにしていると
数日後には、餌の交換や砂場の掃除をする間、逃げないようになりました。
でも、まだ一定の距離を図っておりました。
2週間目くらいから、少しずつ触らせてくれるようになり、
朝夕、しばしの間あちこちをなでて、話しかけていました。
8月15日から、階下へは降りなくなっていました。
それが、18日に久しぶりに降りてきて、外に出て日光浴をしていました。
その姿をとても嬉しく思ったものです。
でも、その日の午後 突然のあられと豪雨!
すぐに探しましたが、見つかりません。
我が家にはキッチンに猫専用の出入り口があるので、
知らぬ間に戻っている可能性もあったので、
あまり気にせずにおりました。
ただ、夜間は必ずと言っていいほど2階のシャワー室にいたのですが、
その夜は帰ってきませんでした。
庭にはガレージも、ガーデニング用品を置く小屋もあるし、
大木の根本や、避難できる場所には事欠かない、
もう1匹のmomoだって、まだ帰ってこないじゃないか。
一夜明けて、やっぱり帰ってこなかったようなので、
庭を一巡りしましたが、見つかりませんでした。
よく、猫は自分の死に様を飼い主に見せないと聞いていたので、
これはじっくりと探さなくてはならないなぁと思いつつ、
午後所要があったので、出かけようと玄関のドアを開けたら、
真正面に横たわったジーの姿が!
まだきれいな姿でしたが、上空をハエが舞っていたので、
息絶えたのだと知りました。
すぐに、ぬるま湯を用意して、
ずっとできなかった傷口の洗浄をして、
Ken, Hana, Enne, Rudy, Ottoが眠る庭の南東の墓地に埋葬しました。
毎朝、彼らのお墓の水を替えるたびに、
「亡くなってもいいから痛みを和らげてあげて!」とお願いをしていました。
その願いを聞き届けてくれたのかもしれません。
また、まるで私が探し回らなくていいように
玄関先に姿を見せてくれたジーにも感謝しかありません。
真っ黒な親姉妹に囲まれて、人間に一番寄り添っていたジーでした。
あまりに甘えん坊で、時にはうるさく感じたくらいでした。
ジー、マンマの選択が誤っていたなら許してね。
ご冥福をお祈りします。
最後の力をふりしぼって帰ってきてくれたのですね。
天国できっとKENやHANAたちと再会して楽しくしているよ。
そして虹の橋のたもとでKEIKOさんのことを待っていててくれてます。
>最後の力をふりしぼって帰ってきてくれた
本当にそう思います。
私も早くあっちへ行きたいよ。(笑)
とうとう・・・
モモだけになっちゃったね。
3ワンズ4ニャンズで賑やかだったね~~~
ジーが楽になったと思いましょう。
Keikoさん元気でね。
ほんとにね、よくPaoloがぼやいていたわ、
たくさんの口を養わなくてはならないと。(笑)
まだmomoがいるから大丈夫。
ノラちゃんたちにもガレージで餌と水をあげてるし^^
ジーの血がにじんでる写真、胸が痛いわ。
数日前 友人が悪性リンパ腫で亡くなったことを知ってショックを受けてたところ。
ジーまで…と打ちのめされます。
言ったことあったかな?私ネコの中ではアメリカンショートヘアーが一番好きなの。
なので、ジーがそうなのかどうか正確には分からないけど、それらしいよね、ジーが一番好きだった。
カゴかボールの中で丸まってた姿、かわいかったな~~~
天国でみなと会って幸せに過ごしてるよね。
Keikoさん、大丈夫?
次々と家族を失って…
どう言えばいいのか、そばにいないのが残念。
そばにいても、かける言葉はないけどね…
でも、手を握ったり背中をさすったりはできるものね。
そのうち、元気になってね、そのうちでいいから。
まみるさん、ありがとう
私は大丈夫よ。
昨日これを書きながら少し泣いたけど、
幸か不幸か、庭にスペースがあって、
みんなそこにいると思えるし。
ま、階段を登るときに足音を忍ばせたり、
まだ慣れるには少し時間がかかると思うけれど、
momoもいてくれるし、本当に大丈夫だからね。
だいぶ痛かったのが可哀想でしたね。
でも最後はマンマの近くで。
それが答えなのではないでしょうか。
案外オットちゃんあたりに、ちゃんと挨拶してから来なさいと指導されたのだったりして。
Kenちゃんとにらめっこしているのが絵画みたいで好きです。
なくなる数日前に、庭の隅でmomoとしばらく話してたようなの。
ニャァニャァとは言ってなかったけれど、どう見ても話してる雰囲気だった。
そして彼らはきっと、あちら側にいる子達とも話せるんだろうなぁ。