コロナ禍でのお葬式

Enzoのお葬式に行ってきました。

あれ以来、何も手につかず、飲んで・泣いて・寝て

を繰り返して来ましたが、

葬儀に出れば、気持ちの整理がつくかと思い。。。

 

ただ、イタリアの新米政府は、中国の一帯一路に参加しただけではなく、

コロナ対策もパッとせず、

今日からまた、夜間外出禁止令を出しています。

0:00〜05:00までの外出には、自己申告書がなければならないし、

もちろんそれ相当の理由がなければなりません。

 

そういう状況下で、お葬式にも教会内部での

セキュリティー・ディスタンスを重視し、

どれくらいの人が入れるかわからないままに、

とにかく行ってみることにしました。

 

幸い教会は、Alatriという町のカッテドラーレ(その町の主たる教会)

だったので、大きな広場に面しているので、

内部に入れない方々も、広場の一角で同じ時を過ごし、

人気者のEnzoだっただけに、多くの参加者でうまっていました。

 

私は、季節外れながら絽の喪服で参加しました。

何故か冬用の喪服が見当たらず、焦っていたので、

下着を着込んで、絽の喪服で行きました。

 

もちろんイタリア人は、絽が真夏用の着物だとは知りませんし、

とりあえずは、自分にできる限りのリスペクトを表現したかったのです。

 

幸い、教会内にも入ることができ、ほぼ普段と変わらない葬儀でした。

教会内には、横に長い席が設けられていて、

普通は4〜5人が有に腰掛けられるのですが、

それをひとりか二人で使うようにしていました。

そして、もちろん全員マスク着用です。

 

すでに、数え切れないほどの葬儀に参加していますが、

私が一番好きなのは、参加者たちとの握手でした。

「近隣の方たちと挨拶を交わしなさい。」

という、神父様の言葉に従って、

前後左右に居合わせる方々と握手をするのが習わしでした。

でも、今はもちろんそれはなしです。

 

葬儀が終わって、棺が担ぎ出される時には、

堪えられなくて号泣してしまいました。

そこへ、Enzoの奥様がこられて、私の肩を抱いてくれ、

しばらくは二人で抱き合って泣きました。

 

一言も話はしませんでしたが、

お互いたくさん話した気がします。

 

別の友人が、私を彼女から引き離してくれて、

棺は火葬場へ、向かいました。

 

教会からでてきた私に、ひとりの女性が近づいて、

「あなたは、Enzoの友達よね?私もそうなの。

ゴルフ仲間なんでしょう?

Enzoが、あなたのことをよく話していたわ。」

これを聞いて、また号泣。

 

 

近いうちに、今日参加できなかったゴルファー達のために

Enzoが、最後にショットした、6番ホールで

追悼式をすることになっています。

それが終われば、私もゴルフに復帰できるかもしれません。

 

今はまだ、飲んで、泣いて、寝て…

 

“コロナ禍でのお葬式” への8件の返信

  1. 形骸化したセレモニーを嫌うぼくに
    亡き父がよく言っておりましたのは・・・

    「セレモニーは気持ちのケジメのためにある」でした。
    今回のことがKeikoさんにとって、正にそうなりますよう。

    ――それにしましても。
    殉教者、守護聖人、カテドラール・・・などなど
    上っ面「でない」ところまでちゃんと理解できる頃には
    人生が終わってしまいそうです ( ;^^)ヘ..

    1. Steveさん、コメントありがとう♡
      あなたに頑固親父なんて言葉は似合わないわ。
      いつまでも青年よ。子供じゃなくて。(笑)

      >形骸化したセレモニーを嫌う
      私の周りにも結構います、そういう人。^^
      でも、お父様のおっしゃる通りだと思う。
      今朝、SNSでEnzoの墓標を見て…また少し事の事態が飲み込めたような気がします。
      いつか、きれいなバラが咲いたら、墓前に供えに行こうと思います。

  2. 悲しい別れ、辛いですね。
    まだまだ人生を楽しめる年代なのに。

    先日親戚の一周忌に行ったのですがお坊様が「こうして集まるのは亡くなった方のためではなく残った人々が故人を偲んでお互いの現在を知らせ合うことです」とおっしゃっていました。
    残った人同士慰め励ましてゆくしかないですよね。
    しばらくはゴルフをするたびに辛いでしょうが個人を偲ぶことがご供養といいますから皆さんで思い出話をなさるのがいいのではないでしょうか。
    Keikoさんお力落としでしょうが元気でね!

    1. >皆さんで思い出話をなさるのがいいのではないでしょうか
      なるほどね、実際昨日もみんなそうしていました。
      まだ私は話をすると泣いてしまうので黙っていましが、そのうち話せるようになるでしょう。

  3. 日本式に言うと一周忌まで喪中なので、あと1年遠慮なく泣いていいと思います。
    泣きながらバラに肥料をやってください。
    Virgoあたりがお供えにいいでしょうか?
    HT1輪も映えるでしょうか、Cosmosとか?
    Ice Bergで埋め尽くすのも喜ばれるかも。
    ・・・私流お悔やみです。

    1. ありがとう加藤さん、お気持ちは伝わっています。
      つい先日まで、Virgoが咲いていたので、葬儀の朝に見に行きましたが、終わっていました。
      残念ながらCosmoaは昨年突然消えてしまって…
      ここはPascaliでしょうか。

      棺は、真っ赤なバラで贅沢に覆われていました。

  4. Keikoさん

    どうしようも無いことだけど、ほんとにお別れは辛いですね。
    もらい泣き。

    1. なくして初めて、その大事さがわかることがあるのよね。
      私も、皆に惜しんでもらえるように生きようと思うわ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください