どんなことでもメンタルな面は関与してくるし大切でしょうが、
スポーツの中でも特にゴルフはメンタル面に左右されることの多いスポーツです。
木曜日、女性のお祭りの日 カステル・ガンドルフォというゴルフ場で
女性のお祭りのコンペが開かれたので参加してきました。
ショットガンというみなが一斉に開始する形のコンペでした。
しかも参加者が多いので各ホールからふたくみずつ出発という賑わいぶり。
3ホールから出発した友人と私、何故かもう二人の姿が見えません(普通は4人でラウンドします)。
そこで、後で出発する人たちに「私達二人っきりなんだけどぉ。」と言ったのですが、誰も「それではわたしがいっしょにいきましょう。」とは言ってくれないのでスタートの合図があったので二人で出発しました。
そのホールは危うく?(笑)パーで上がりそうないい出来で(結果は5センチほどパットがずれてボギーになりましたが)なれないゴルフ場にしては良い滑り出しだなぁと満足していたら、審査員が回ってきたのでこれ幸いに事情を説明したらすぐに後ろの組からひとりを回してくれました。
これで正規の形になった(二人っきりでラウンドすると談合したと思われる可能性があり、しかも同じゴルフクラブからの参加となればなおのこと)のは良いのですが、全く知らない人が突然参加したことで、私の調子はすっかり狂ってしまいました。
その人が友人とラウンドしたかっただろうと思うと気の毒だし、とっても上手そうな人だったのでこちらもうまくプレーしないといけないだろうなぁなんて余計な心配が頭をもたげ、結果Xが3つも続いてしまいました。
その方はすぐに我々と馴染んでくれて心配していたようなことはなかったのですが時すでに遅し、負のループから抜け出すことができずに18ホールを終えました。
私のコーチも主催者に加わっていたコンペだったのに残念です。
翌日、Fiuggiに戻って練習場でスイングしていると超ベテラン(第1カテゴリーのメンバー)がやってきたので練習後に一緒にラウンドするように頼んだらOKが出たので着いて行きました。
彼はもうひとりの友人と待ち合わせていたので3人で回りましたが途中で話がメンタルな面にさしかかり、なんと!そのベテランはメンタル面の勉強のためにニーチェなども読んでいるというではありませんか!
怒られるかもしれませんが彼の人を見るとニーチェとはどうにもつながらないタイプの方なのですよぉ。^^
彼はベテランにもかかわらず、ほぼ毎日練習場で50球ほどの練習をしてからラウンドする正統派ですが、まさかメンタル面の強化のためにニーチェ(他にもいろいろと読んでいるようです)まで読んでいるとは。。。
みんなそれなりに努力しているのだなぁと改めて感心しました。
そして努力をしない人が自分のプレーの出来の悪いのをゴルフ場のコンディションや天候や道具類のせいにするのだなぁと思います。