霧の朝

真っ白な霧に包まれた森に足を踏み入れた。

前も後ろも乳白色、空気の息遣いが伝わってくる。

大きな木のシルエットがぼんやりと見えるだけ。

何層にも積み重なった霧の中、

太陽でさえ、その威容が届かない。

鏡ほどの輝きもない。

静寂というものが目に見えるとしたらこんなものかなと思う。


一瞬、霧が晴れた。
さっきまでの幻想はどこへ行った。


霧の朝

霧の朝

2 Responses to 霧の朝

  1. milky says:

    私も霧の朝は大好き。
    真っ白な霧の中は別世界よね。幽玄ってあんなことを言うんでしょうね~。

  2. Keiko says:

    milkyさん、ここにもありがとう。

    幽玄、まさしくそういう感じよね。
    車の運転しているときだけは、いやな霧だけど。(笑)