何年ぶり?

その昔、テレビのブラウン管を作る工場で夏場の工場メンテナンスの時に

日本からやって来るエンジニア(技師)たちの通訳をしていたことがありました。

その時の責任者はIncagliという技師(インジェニエーリ)でした。

こちらではちゃんと勉強した技師は結構扱いがよくて彼もかなりの権力?を誇っていました。

日本の技師たちはインカグリと呼んでいた彼、イタリア語ではインカーリ氏となります。

 

あの頃は責任のある立場だったからでしょうか、かなり怖そうな印象の方でしたが

約20年ぶりにあってみるとすっかり好々爺になっていて

スラリとした背丈も姿勢の良さもそのままだったし、中年太りもなく無く素敵な方でした。

 

その方も定年になってからゴルフを始めたということで

かねてより一緒にラウンドしてみたいものだと思っていたのですが、

同じ工場で研究員をしていたSilvioさんという方の取り計らいで今日そのラウンドが実現しました。

 

上背のある方だし、気の強い方だったのでどんなゴルフをなさるのかと思いきや

定年退職後に始めたゴルファーの典型的なパターンでした。

男性だし、成人だし、私のようにコーチにつきっきりということ無く

自己流でここまでやってこられたという印象です。

 

最後のホールの最後のパット、「これを入れたらもうKeikoとは口を利かないよ。」

そのせいではないのですがそのパットを外してしまいました。(笑)

 

決して私もそんなにいい出来ではなかったのですが、彼らよりは飛ぶしパットも決まって…

もちろん口を利かないというのは冗談で、私が今日そこそこいいプレーをしたことの賞賛を

全く逆の形で表してくれたものです。

 

イタリア人もこんなふうに木目の細かいところがあるんですよ。^^

1985年、ローマに恋をして住み着いてしまった私。でも人の生活はどこでも同じ。 泣き笑いはどんな言葉を話していても同じ。だったら楽しく生きたいね。

2 Comments

  1.  加藤
    16/04/2019

    日本がイタリアを好きなのは、ピザとパスタが美味しいから、だけではないはずです。
    一見正反対にもかかわらず、なんか気質が合うのではないでしょうか?
    イタリアも広いし、全国民をイッショクタには語れませんが、なんとなくそんな気がします。
    そして思ったのは・・・
    遊びだからとか趣味だからとか言ってテキトーに楽しむのもそれはそれで有りとは思いますが、やっぱり基礎は大事ですよね。
    スポーツでも将棋なんかでも、自己流の限界ってありますね。
    もちろんそれで良ければ良いのですが。
    こういうのって何でしょね、美学?

    返信
    1. Keiko
      16/04/2019

      イタリアと日本の共通点は古くからの歴史が今も息づいているところではないでしょうか。
      両国より古い国はありますが、今やその栄誉の面影が無かったり、
      あえて自国の昔の歴史を払拭してしまった国だとか…

      関係ない方向へ話が行ってるようですが、同じような国柄の国民たちは
      やはり同じような気質を持つのではないかと言いたいのです。
      もちろん正反対のところもあれば大きく違うところもありますが、
      とってもよく似ているところもあるのですよね。

      ゴルフに関しては時間が許さないとコーチにもつけないし
      そんなに頻繁にもいけないわけで誰しも理想通りにはいきませんが、
      うちのクラブに仕事の都合で週に1、2回しか来れない方がいますが、
      そのうちの一回はコーチについてレッスンしています。
      もう何年もそのパターンです。
      ヤハリその方の美学なのでしょうね。

      返信

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