遠い昔の。。。

このメダルはミス・ユニバースの参加記念です。

 

当時私は大阪のモデルクラブに所属していました。

そこの女性社長にかわいがっていただきましたが、彼女は私に無断で

ミス・ユニバースニ登録していたのです。

主催者側から自宅に電話があってそれを受けた母が興奮気味に

「白い中ヒールを用意して下さいって言ったてよ。」と帰宅した私に告げて

初めてそういうことになっていると知りました。

 

焦りましたが、すでに事は進んでいたしお世話になっている(と、あの頃思い込んでいた)

方々に迷惑をかけてもいけないと思って白い中ヒールを買い(笑)

スケジュールに従って参加したのでした。

 

会場にはなんと高校の同級生がいたりしておかしかったのですが、

彼女は初戦で退陣してしまいました。

 

水着の審査になった時にインタビューがあり、審査員の方々に見た目だけではなくて

性格も好印象を与えなければならないのに私ときたらいかにも興味のないというか

もしかしたらふてぶてしいと取られたであろう、つまり精一杯の悪印象を与えたのでした。

 

それが功を奏したのかそこで私も退陣となりめでたく家に帰れたのでした。

何か小さなタイトルでもとっていたら私の人生は今とは全く違っていたかもしれません。

 

でも、そういうコンテストに参加する女の子ではいたくなかったのです。

かと言って事務所にも逆らえないし特に考えて対処したわけでもありませんが

あの頃結構恥ずかしがりやだった自分にしては、自分の気持ちがうまく

表に出たのでした。^^;

 

こんなことを別に人に話さなくても良いのでしょうが、

ふと、出てきたこのメダルを見たら若かったあの頃の私の思いを

誰かに聞いてもらいたいと思ったのでした。

 

Keiko

italia-keiko.net

1985年、ローマに恋をして住み着いてしまった私。でも人の生活はどこでも同じ。 泣き笑いはどんな言葉を話していても同じ。だったら楽しく生きたいね。

遠い昔の。。。」への12件のフィードバック

  1. 無い物ねだりの私にはそういうコンテストに出れるだけできっと舞い上がってしまうでしょう。
    若い頃のKeikoさんにお会いしてみたかったなぁ。

    記念のメダルはいろんな思い出や気持ちを知ってくれてるのですね。

    さりげなくディスプレイしておいてはどうかしら?
    なおしておくのももったいないですよ。

    1. Toshiさん、
      以前にも言ったかもしれませんが息子はToshiさんの美しさをいつもたたえています。

      メダルとその時に配給されたブルーのワンピースの水着もあったのですがどこかに行ってしまいました。(笑)

      いえいえまたタンスの奥に閉まっておくことにします。

  2. もっと自慢していいよ~~~
    自分の売り込みに熱心な中で異彩を放ってたわね。
    そういうのがたまに選ばれることもあるんだけど。
    媚びを売って当選してもね…後味悪いわ。
    いい思い出になった、それでよかったのかもね。

    当選しなくてよかった、当選してたら私たちとめぐり会えなかったのでは?と自分勝手な感想(笑)
    (-_-)/~~~ピシー!ピシー! (^^ゞ

    1. これまみるさんよね?勝手に名前書いちゃった。
      最近コメントするときに名前を毎回書き込まないといけなくなってしまって。。。

      今、読み返してみたらちゃんと返答してたら当選していたかもしれないような書き方でちょっと反省。

      うん、もしも万が一ミスにはなれなくても大阪代表とかそのへんでも人生変わってたかもね。
      きっと所属していたモデル事務所が離してくれなかったでしょうから東京へも行っていなかったかもしれないし。。。

  3. そもそも背が低くて貧弱体型な私はモデルなんて100万光年先の世界だったわけですが、Keikoさんの他にも現役でモデルをやっている人を間近で見て、やっぱりいいな、羨ましいなと思いますよ。
    だって、みんなカッコいいもん。
    メダルをしまっておくのはKeikoさんらしいといえばらしいけど、何たって「ユニバース」ですよ、大阪どころではありません、人類、世界、宇宙ですよ。
    周りが合格したくて仕方がない中でふてぶてしいKeikoさんもなんかカッコいいです、なんとなーくですけど、気持ちはわかる気もします(^^)

    1. 今や田舎のおばちゃんですから、しかもモデルと言ってもピンキリで、私はほぼどさ回りでちっともカッコ良くなかったんですよ。
      モデルしてたと言うのも恥ずかしいけれど、まぁ事実なので。。。

  4. ア~~レ~~><
    投稿出来てなかった(涙)

    Keikoさん、若き日の、とても素敵な思い出ですね。
    素敵なデザインのペンダント❤

    インタビューがうまく行ってたら、今頃は・・・って想像するのもまた楽し^^

    みたいなことを書きました

    1. コメントどうしたのでしょうか?何度もすみません。

      インタビューがうまくいっても大阪代表になれた確実はほぼなかったでしょう。思わせぶりな書き方になってしまってごめんなさいm(_ _)m

  5. う~~~ん すごいわ!!
    だって やっぱりKeikoさん 美しいし 魅力的だもの。
    たとえ代表になっていなかったとしても 参加できる要素を備えているだけでもすごい!!
    わたしには 遠い 遠い 夢より遠い世界だわ。

    若いころは時々思ったものだわ
    神さまは不公平!!って 何で美しく生まれなかったんだろうって(-_-;)
    今だって 思わないわけじゃないけれど それよりも 平凡な日々を感謝できるようになったし(笑)

    もっともっと 自慢して!!
    Keikoさんの若いころの写真にうっとりした思い出がよみがえったわ

    1. またぁ、hitomiさんったらおだてないでよ。
      どっちにしても半生記近く前の話でね。(笑)

      靴のことは担当者が「みなに連絡してるわけじゃないんですよ、お嬢さんは有力候補だから。」
      って言ったらしくて母はかなりその気になっていましたが父はもしかしたら反対だったかも?
      その時の父の様子は覚えていないけれどもっと小さい時に歌右衛門さんのマネージャーにスカウトされた時も父の鶴の一声で終わりだったし。。。
      もしかしたら父は万が一私が有名になって出生の秘密を世間に知られたくなかったからかもね。
      今だからそういうことも思えるけれど子供の頃は硬すぎる父が疎ましかった。

      >Keikoさんの若いころの写真にうっとりした思い出がよみがえったわ
      あはは…。ミスになれなくてもこんなファンがいてくれて幸せです。

  6. 凄~い  
    メタルは勲章みたいなものだから大切にね^^
    そんな経験なんてめったに無いもの…

    そういえば初めてローマでお会いした時、
    けっこうタッパ(身長)が有ったし、
    ロングのコート姿素敵でしたよ^^
    やっぱりね^^

    1. 中途半端な身長なんですよ。
      後2センチあればもっとメジャーなショーに出られたんだけど。

      友達の中では変に大きくてね。(^^ゞ

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