友あり遠方より来る

しばらく更新できなくてご心配をおかけしました。

今日は日本から訪ねてくださったFさんとの日々を書き記します。

Fさんはちょうど20年前、息子のそばに居てくださった方です。

あの頃の私は5時おきで毎日のようにローマやナポリへ日本の皆さまをご案内していました。

息子の成長の様子を一日も見逃したくはなかったけれど、家庭の事情はそれを許してはくれなかったから。

でも、少なくとも息子に寂しい思いをさせたくない、できれば優しい日本の方にそばに居てもらいたい。

そう思って、友人のつてで来ていただいた方でした。

 

丸20年という時は彼女に少し遠慮をさせたようで当初彼女はローマと南イタリアの観光に重きを置き、ちらっと私に会いに来てくれるという予定でした。

そのちらっとが彼女をそしてもちろん私をも氷解させたというか、もともと氷は存在しなかったようで7ヶ月も生活をともにした間柄はまるで家族のようですぐに打ち解けたのでした。

ローマからの列車は幸運にも定刻にわが町につき、まだ昼食には少し間があるのでカンテルノ湖へ車を向けました。

 

カンテルノ湖はゴルフ場の近くにある湖でそこへ向かう道の両脇はこのあたりでも紅葉(黄葉)がきれいなところなのです。

私は毎日みている景色ですが、いつもお客様方をご案内すると喜んでいただけます。

今の私の生活に切っても切れないゴルフ、一日の大半を過ごすその場所も見てもらいたくて帰り道に寄ってみたらなんとお休み。

そうなんです、10月から5月まで毎週火曜日はお休み、だからその日に会おうねと約束したのにそのことをうっかり忘れていたのですからなんともいえません。

その後Fiuggiのまちなかへ。

このあたりにしては珍しい都会的というか近代的なきれいなホテル街でそこもFさんはとても気に入ってくれました。

その町のBarの一角に腰を下ろしアペリティーボを頼んだらちょうどお昼前ということもあってミニサンドやサラミやいろんなものがテーブルいっぱいに並んでしまって・・・

懐かしい話をしながらテーブルの上にあったものをほとんど消化していざSegni(セーニ)へ。

今も我が家はセーニ市に位置しますがあの頃は山の上の街に住んでいました。

Fさんからの唯一のリクエストは私が作るブロッコレッティ

でも、私は今の季節しか味わうことのできないわが町で一番のレストラン「La Pace」のモンブランをぜひ彼女に味わってもらいたくてそこにご案内しました。

ちょうど一ヶ月前にYukoさんとそこで昼食をしてその美味しさを確認済みなので・・・(笑)

野菜の天ぷら。ナス・ズッキーニ・カルチョーフィ

グリリアミスタ(グリルミックス)
スカンピ(テナガエビ)・マッツァンコーレ(車海老)・カラマーリ(イカ)

待ってました❢ モンテ・ビアンコ(モン・ブラン)

 飲み物はこの地方のDOCGワイン・Bolla di Urvano

14,5度という熟成された赤ワイン。普通、魚には白ですが最近は個人の好みが重視され魚に赤でも誰も変な顔はしません。

いささか寒くなってきた今日このごろ赤ワインで温まるのは賢いですよね。

Fさんが私もタジタジのブオナフォルケッタ(食いしん坊)でお酒にも強いことも忘れていました。^^;

でも、流石にこのボトル半分以上残ってしまったのでお持ち帰り。

高級なワインはこうして持ち帰っても誰も変な顔はしません。ましてやここは勝手知ったるレストラン。(笑)

食後は少し買い物をして我が家へ。

   紅葉が綺麗だったのでパチリ! Yukoさん作のコートを初めて着させてもらいました。(嬉)

当初の予定ではこの夜の電車でローマのホテルに帰るはずだったFさんですが、私が彼女の大好物ブロッコレッティをすでに料理していたので夕食を我が家で取ることに。

 

先日ご紹介したメニューは17日の夜のものでした。

今日(12月1日)ラウンド中に気がついて赤面。

このところの勘違いの酷さには自分ながら怖いくらいです。本格的なボケが始まったのではないかと・・・

では修正版を

 

お昼も海老のグリルでしたがアルゼンチン産の大ぶりのエビを解凍してあったのでエビフライにすることにしました。なんとこちらのスーパーで「パン粉」を見つけたのです。自分でもパンを削って作ることもありますが、日本語で「パン粉」と書いてあるのが嬉しくて買ってきました。^^;

確か18尾か24尾か入りのパックを開けて全部フライにしたのを3人で(半分は陽介が)完食!とんかつも2つあったのよ。(笑)

とにかくFさんにとってはフライの横に写っているブロッコレッティがメインです。

お昼にもレストランでブロッコレッティを食べたのですが、イタリアではまず殆どの野菜をクタクタに茹でてからにんにくオイルで炒める、もしくは茹でたものにレモンをかけて食べるというのが普通の食べ方で、野菜独自の風味がなくなってしまうのです。

私は茎の皮を丁寧にむいてその分最初から炒めるものだから野菜のほろ苦さが残り、水っぽさもなくてより美味しいのです。

残ったブロッコレッティをタッパに詰めて持ち帰ったほどFさんはこの野菜が大好きなのでした。^^

息子はFさんが持ってきてくれたわさび漬けに夢中、一緒に盛り合わせた佃煮にも「う~~ん」母息子で取り合い?いえいえ仲良く分けましたよ。

ご飯を炊いてあったので私はわさび漬けや佃煮を乗っけて、陽介は大好きなノリで食べていました。

デザートにはFさんが持ってきてくれた「栗どら焼き」

で、この後フェルネットへと続きます。(汗)

お昼の残りのワインを空けて、食後酒はFernet。

ちょっとクセのある食後酒で、甘みはまったくなくて薬のような味。それをFさんは平気で飲んでいました。頼もしい!(^^)

Yoskeを交えてしばしおしゃべりの後、3日後の再会を約束して今日はお別れ。

 

 

翌日彼女はマテーラに旅立ち、3日後に戻ってきました。

20年前に住んでいた町をもう一度しっかり見てみたいということやLa Paceがホテルとしてもなかなかいい条件だということもあって残りの二日間をここで過ごすことにしたのです。

 

“友あり遠方より来る” への8件の返信

  1. 出てくる場所が全部知っている所なので楽しかった♪
    Fさん懐かしかったでしょうね。
    陽介君の成長にも驚いたのでは。

    パーチェのフリット美味しかったよね~~~
    モンブランは食べてないけれどkeikoさんの感動を見ていたら美味しさが伝わりました。

    コート着てくれたのね^^
    裏なしだから真冬向きじゃないから今が着頃ね。

    1. まる20年だからねー。
      40歳と60歳ならそんなに変わらないかもしれないけれど5歳と25歳じゃねー。(笑)
      驚いてましたよぉ。

      モンブランがね、少し違ったのよ今回は。
      手作りならではというところかな?^^
      もちろん今回も美味しかったけれど前回のほうが良かったなぁ。

      コート、重宝しています。ありがとう

  2. 日本の方にも陽介君の面倒見てもらってたのね。
    以前もそういう方と久しぶりに会ったことがあったよね。
    イタリアの人だったか他の国の方だったか…

    本当に、陽介君の成長ぶり(って言うのも変だけど)に目を見張ったでしょうね~
    お互い懐かしかったでしょう、いい時間を過ごせてよかったですね。

    珍しく赤い紅葉ね。
    そうそう、黄色い世界の中を車で走ってうっとりしたことがあったわ。

    栗の町セーニですものね。

    1. 日本の方には合計6人いてもらいました。短い人は数日だったけど。(笑)

      去年紹介したのはポーランド人だったね。彼女もちょうど20年の間隔でした。Fさんの前にいてくれたから。^^

      >珍しく赤い紅葉ね
      はい、日本の紅葉でした。だから写真を撮ったのよ。^^

  3. わぁ〜、コート素敵ですね。
    Keikoさんに似合ってます、って、当然か(^^)
    どんなものが好きで似合うかを知ってくれている人がいるってとっても幸せですね。いーなー。
    ほんのり雪化粧の初冬っぽいモンテビアンコ、食べたい食べたい食べたいぃぃぃ〜!

    1. はい、毎回いろんなものを創って持ってきてくれて感謝してます。

      >ほんのり雪化粧の初冬っぽいモンテビアンコ、
      おっしゃる通りね、美味しかったよぉ。
      一口ごとに「う~ん」って唸ってしまったわ。(笑)

  4. 素敵な人との再会 楽しい一時 懐かしい場所 おいしいお料理
    いいなぁ!!

    Keikoさん 元気そうで良かった

    1. hitomiさん、更新を怠って心配かけました。

      本当に楽しい時を過ごせて幸せでした。
      話はまだまだ続きますからねー。

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