カーニバルの終焉

息子が扮装しなくなって2年目、カーニバルの存在が遠くになりました。

小さいときはバットマンになったり、忍者ターキーになったり、

わざわざローマまで出かけて、親も一緒に楽しんでいました。

ところが最近の子は扮装より、人の車にスプレーを吹きかけたり、

道行く人に生タマゴをぶつけたり・・・

カーニバルの冗談というよりは、たちの悪いいたずらになってきて残念なことです。

2年前に生タマゴを頭にぶつけられた時に、息子のカーニバルへの思いが変わったようです。

もっと大人になったら、また友達と楽しい集いを持つこともあるでしょう。

とにかくそういうことで、1月6日からのカーニバル、今日で終わりです。

トリノオリンピックでもカーニバルの扮装をしていたわけがお分かりいただけたと思います。

ちょうどそういう季節だったのです。

明日からは復活祭まで47日間の謹慎生活です。

我が家は神道ですから、関係ありません?。(笑)

本当の金メダル

日本には燦然と輝く金メダルがひとつ。
イタリアには、金・銀・銅あわせて15個と二桁のメダルが取れて好成績に終わったといって好いようです。
いろいろな人間ドラマも織り込まれた大会でした。

でも、今大会最高のメダルは無事故に終わったということです。

オリンピックというスポーツの祭典が、主義主張のアピールの場になって久しいですが、
アメリカの代表として参加していた黒人選手たちがこぶしをあげたときもそうだったのですが、
あの頃はアピールの仕方もスポーツ精神にのっとったものであったように思うのですが、
最近は、恥も外聞もないテロ行為が頻発しているので、私はとても心配でした。

昨夜、イタリアの責任者がコメントしている時に乱入者がありましたが、
もし、なにか武器を持った人だったらと思うと空恐ろしいです。

また、たくさんの花火やガスによる炎など、仕掛けも大掛かりで、
小さなミスが事故につながったかもしれない。

そういうことが何事もなく閉幕できたこと。
それこそが私には一番喜ばしいことでした。

いっせいに

長い雨が上がって今日は雲ひとつない晴天でした。
先日開きかけていたクロッカス・サトゥルヌスも今日はご覧の通り。

普通のクロッカスに比べてずいぶん小さいです。
今年はこれをたくさん植えました。濃いビタミン色です。(笑)

 

同じくビタミン色のラッパスイセン。シナレンギョウも黄色です。
まだ、ひとつだけ咲いていました。

  

プリムラは夏場に涼しいところへ非難させなければならないので鉢植えです。

一緒に植わっているのは
昨年から生き延びているロベリアです。霜よけ小屋で冬を越しました。

 

イベリス はこの寒さの中でびくともしませんでした。

家の壁沿いに鉢を置いたこともあるでしょうが、
なんともはや、冬場には頼もしい花です。

園芸書には開花期が5,6月となっているのですが・・・

 

 

 

午前中たくさんの花を見て元気が出たので、
午後は先週買っておいた空木やバラを植え付けました。

竹やぶだったところが少し花壇らしくなってきました。

 

Buoncompleanno

きのうはPaoloの誕生日でした。
Paoloには誕生日が2回あります。
実際に生まれた日、昨日24日と27日が戸籍に記載されている日。
戸籍係のミスなのか、届けを出した父親が勘違いしたのか。
とにかく親戚は24日を祝い、友達は27日を祝うと言う現象がおきています。

家族は2回祝います。(笑) 実は昨日は忘れていました。
おじからの電話がなかったら本人も忘れていたことでしょう。

ガスが切れた時に外で夕食をしようといいながらそのままになっていたので、
昨夜は思い切って出かけました。
イタリアのレストレンは時間がかかるので、ついおっくうになってしまうことがあります。

昨日は金曜日でお魚を食べる日。
山のてっぺんにあるレストランに新鮮なお魚がどっと入っている日です。

暖かい海の幸の前菜
(ムール貝・イカ・えびをスープで煮込んだもの)

海の幸の前菜
(いか・えびのミックスサラダ、サーモンのマリネー、カジキマグロの燻製、
カタクチイワシのマリネー、ルゲッタ(ルーコラ)の盛り合わせ)

スモークサーモン

以上の前菜を3人で分けました。

 

プリモはリゾットにしました。
陽介はスカンピ(手長えび)のリゾット
Paoloとわたしは漁師のリゾット(あさり・ムール貝・えび・イカがはいっていた)

セコンドはPaoloが片口いわしのフライ。
陽介と私はいか・えびのフライにしました。
このところグリルが続いていたので、なんとなく油物がほしくなったのです。

付け合せはジャガイモを天火で料理したもの。

そしてデザートはミッレフォーリエといって、
パイ生地の間にクリームやチョコレートチップが入ったものでした。

おいしかったぁ。でも食べ過ぎました。
帰宅してからもくるしくてたまりませんでした。

食事中はひょんなことからイタリアの中世に市民の言葉が確立されてきたこと、
書き言葉はあくまでもラテン語で、
市民は文盲でいることに甘んじていなければならなかったことや
あるいはミケランジェロとユリウス2世のかけあいなど少し固めの話題でしたが、
Paoloが面白おかしく話してくれるので、楽しいときを過ごしました。

食事中は喋り捲り会計も持たされていったい誰の誕生日かわからないPaoloでした。(笑)

 

かろうじて、ワインのラベルだけ
写真に収めました。

あとの料理は・・・

料理が来ると、食べることに夢中で
写真を撮り忘れてしまいました。

ダメですねぇ。

この白ワインはシチリアの「DONNAFUGATA」

おいしかったですがビンの底に穴が空いていたらしくすぐ空っぽになりました。(笑)

つかの間の幸せ

今この瞬間に死んでしまいたいほど幸せです。

今この瞬間、私は主人と同じ部屋でPCに向かっています。

主人は税金関係の仕事に追われて少し疲れています。

2階から息子の弾くギターの音が聞こえてきます。

普段とは違った曲を弾いていたかと思うと、主人が「おっ。ジミー・ヘンドリックス」

14歳の息子を抱えた家庭は世界中にたくさんあるでしょうが、

ごく自然に父親を幸せな気分にさせることが出来る息子を持てる家庭はそのうちの何パーセントでしょうか。

親ばかだと笑ってください。

この幸せがつづきますように・・・・

惜しくも

バルバラとマウリツィオのコンビはスケートのダンス種目で6位に終わりました。

あまり熱心にオリンピックを観戦していなかったのですが、今夜はしっかり見ていました。

普通のテレビニュースでも彼等のにらみ合いが話題になっていたのです。

というのも昨日の競技で、終焉間近に転倒してしまい、

おそらく彼等二人にも一瞬わけの分からないような事態だったのだろうと思いますが、

終わった直後、数分間(もしかして1分に満たなかったかもしれませんが)にらみ合った状態だったのです。

転倒してしまうカップルはほかにもたくさんいるのですが、

こんな風ににらみ合う光景を見たことがないので、世界中が驚いたようです。

われわれには今にも噛み付きそうに見えたバルバラの目つきが、

Paoloにいわせると、「何であんな失敗をしたのかしら、自分でも分からないわ。

あなたになんと申し開きをして言いかわからない。」とマウリツィオに言っているようなんだそうです。

もしかしたらそうかもしれません。

イタリア人も潔いところがあって、自分が明らかに過ちを犯したときは素直に認めるし、

それを大観衆の目の前でも憶さずあらわしてしまう。

あの瞬間の二人には観衆の存在など目に入っていなかったのかもしれません。

すぐに取り繕っていればもう少しいい点数が入ったかもしれないのに・・・残念です。

でも、反面そういう人間的で、正直なイタリア人気質に好感を感じます。

もしそれが、Paoloの想いとは程遠い、憎しみだけの火花の混じったにらみ合いであったとしても。

一番乗り

年の暮れから続けて咲いているプリムラ・ポリアンサやエリカなどはさておいて、
今年になって咲き始めた花としては1番がこのクロッカスです。

たくさん球根を買い込みどこに植えたのかわからなくなっているものがありますが、これもその中のひとつ。

白樺の木が3,4本ずつまとまって植わっているところの
ひとつのグループの真ん中に植えつけておいたものです。

おそらくシラカバたちに囲まれてほかより暖かいし霜もかからないので一番に開花したのではないかと思います。

橙色に近い黄色の花弁に少し黒っぽい縞模様が入ったクロッカスです。

明日あたりもっと開いたところをアップできるでしょうか。

牡蠣

大昔に生牡蠣を買ってきて自宅であけていただきましたが、とにかくすごい格闘をした記憶があります。
挙句の果てに身にたくさん貝殻が絡まって洗うのにまた大変な思いをしたような・・・

それ以来、生牡蠣は外で食べるもの、と決めていましたが、
昨日スーパーの魚介売り場に一箱だけ牡蠣が残っていて、しかも1kgが6.99エウロ。
1kgで牡蠣が いくつあったかというと、中くらいの大きさのが9個!
安いですよねー。これで約1000円ですから。

でもあけるのがなー・・・という不安があったので売り場のお兄ちゃんにそう言って見ると
「今見せてあげるからね」と箱をあけ、
「ここにナイフを差し込んであけばいいんだよ。あけてあげたいけど今あけちゃうと死んじゃうから。」
なんとなくつぼを知ったような気になり、買って帰りました。

さて、夕食の時間になりいざ挑戦してみると・・・なかなか思うようには行きませんでした。
同じような筋が一杯で、どこにナイフを差し込んでいいのやら、
ごちょごちょしていると貝殻の一部が削られて、ほんの少し隙間が見えました。
それっと、そこからナイフを差し込んで、何とかあけることが出来ました。

最初の二つは時間がかかりましたが、なんとなく貝柱の位置がわかってからは
ほいほいとあけられるようになり、「何事も修練が大切。」
などと独り言を言いながら全部あけてしまいました。
といいたいところですが、ひとつだけどうしてもうまくいかないのがあったので、それは焼くことにしました。

主人は牡蠣は生で食べるもの、と思っていたようなので彼に味見をさせました。
暖炉でスズキを黒焦げに焼いてその下に牡蠣も放り込んでおきました。
焼いた牡蠣はそれほどでもなかったようですが、スズキは家族に大好評でした。

肉でも魚でも野菜でも直火での調理は一番ですね。
アーティチョークもジャガイモのようにアルミホイルで包んで
火の中に入れておくととってもおいしくいただけますよ。

我が家のバレンタインデー

我が家のヴァレンタインデーがどうだったなんて聞きたくもないでしょうが、
ま、これは日記であるわけで、私自身のために書いているのであしからず。

息子は予想通り?何事もなかったようです。
われわれはといいますと、イタリア男性にしてはそういう方面が苦手な夫と知っているので
全て私が手はずを整えました。

息子と一緒に買い物にいき、生まれて初めて胡蝶蘭を買いました。
意外に思われるかもしれませんが自分でランの鉢植えを買ったのは初めてです。

欄にまで手を出してしまうと後が大変だという思いがあったからです。
でも、そろそろ一鉢くらいと思いはじめていたところへ、
たまたまきれいな花が目についたので思い切って買いました。
それを主人からの私へのヴァレンタインデーのプレゼントにしたのです。

私から主人へはつまらない、でもスモーカーには必需品の小さなライターを。
そして家族全員が楽しめる「Love」という文字が入った小さなケーキを買いました。

帰宅した時に息子に「これをお母さんにプレゼントしなさいといって渡すのよ。」
といって胡蝶蘭の鉢を手渡し、
少し経ってから私が「はい、ヴァレンタインデーのプレゼント」といってライターを渡すと、
「実は僕もこれを用意してたんだ。」といって胡蝶蘭をくれました。

息子もその様子を離れたところから見て楽しんでいました。
こんな茶番が出来るのも長く連れ添っているからですね。

夕食後、ハート型をしたケーキを3等分して、今年のヴァレンタインデーは終わりました。

陽介の初体験

2月9日以来、毎日自分で学校にバイクで通っている陽介ですが、
午後も時々友達のうちへ行ったり近所をぐるっとまわってきたり、
とにかく今はバイクに乗るのが楽しくて仕方ないみたいです。

昨日の日曜日には父親と一緒にミニバイクのサーキットへ。
よく飽きないもんだ。

さて、今日も午後5時過ぎ、ちょっと出かけるといったので、
暗くならないうちに帰る事を条件に送り出しました。

帰ってきたときの最初の言葉は「カラビニエーリ(憲兵)にとめられちゃった。」

こちらでは頻繁に警察官の検問があります。
特に事件がおきたというわけではなく、ただの抜き打ち検査です。
ま、そうでもしないとこんな田舎の警官たちは暇で退屈でしょうがないだろうと思います。(笑)

でも、感じの悪い警官にあたったりすると何となく気分が悪くなってしまいます。
とにかく陽介は免許取得後、5日目にして早くも検問の洗礼を受けたということです。

Ben venuto nel nostro mondo!=われわれの世界へようこそ!

またひとつ大人の仲間入りをしたね。